江戸糸あやつり人形

江戸時代から伝わる日本独自の糸あやつり人形。その魅力を広めるためブログを通して活動などを報告します。

2015-04-04 23:31:17 | 日本の文化について
私は嘗めていた。
節なんて、縦引きののこでたやすく切れるものだと。
甘かった。

今男の胴の形をちょっと変えてみようと思っている。
材木商の友人にヒノキの材を頼んだら
(材木商と言っても、時代劇に出てくる火付けするような悪い奴ではない)
先代が「良い材だ」と言って残していた
梁か柱にしていた材を2本、渡してくれた。
縦引きして1枚板を切り出した。
それまでは良かった。
手で引いただけだったのだが、
切り口がすでにカンナ掛けしたような美しさだった。

それで私は油断してしまった。
もう一枚切ろうとした時、
そこに節があるのはわかっていた、
でも苦も無く切れると思っていた。
ところがだ、

切れない。

どうやっても切れない。
1時間半も格闘し、疲れ果てて諦めた。
横引きしてその部分を切り落としてしまったのだが、
実は大木だったのだろう、
節は大きくしかも目が詰まっていて、
切り口はピカピカに光っていた。

こんなことを2日間も続けたら、
全身ビシビシに筋肉痛になっている。
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