goo blog サービス終了のお知らせ 

どんぐり眼日記

昔は日々の日記として、今は見た映画の忘備録として更新しています。

「Father」

2013年11月11日 | 映画
早朝から仕事。予定していた作業無くなりいい時間に終了。夜からお誘い受けてた映画「Father」を観に行きました。30代40代50代の監督による3つの父を題材にした短編映画集という事でそれぞれの視点等の違いを楽しみにして観に行った。話の内容はあえて粗筋も読まずに真っ白な状態で。
行くと場内満員で立ち見での鑑賞となった。立ち見なんて久しぶりだな。
映画はそれぞれの個性の出たなんだかほっこりさせられる映画でした。
30代の監督の映画は話の始まり方が唐突で良かった。展開をすっ飛ばす所とじっくり見せる所の緩急が気持ち良く主人公や周りの人々の感情がうまく伝わってきました。結構凄い展開の話なんだけど等身大な日常として自然に見れて最後はなんだか温かい感じになる優しい映画。撮影も綺麗でした。
40代の監督の映画は最初どんな展開になるのだろう?って思ったが急に娯楽色の強い面白い展開に。父役の男のキャラクターが強烈で面白かった。笑える楽しい映画でした。
50代の監督の映画はこの先自分の父とかも同じようになったら…なんて事もちょっと考えさせられたりなんかもしながら見れました。やりとりは面白可笑しい反面、真面目に捉えると重い。最終的には全て明るい方向に向かい気持ち良く見終える事が出来たけど。
最後に舞台挨拶とかあってスタッフの話とかも聞けた。役者陣も沢山いてアットホームな感じの上映会場となってました。写真撮って宣伝して下さい。との事だったので写真をパチリ。今週金曜日まで上映だそうなのでほっこりしたい人は是非。



「フランキー・ザ・フライ」

2013年11月11日 | 映画
映画塾でゲットしたVHSで映画「フランキー・ザ・フライ」を鑑賞。
公開当時見たかったんだけど見逃していたままだった映画でデニス・ホッパーに一番夢中になってた頃の出演作品。
面白く良い映画だった。渋いデニス・ホッパーの情けない感じと優しさが出た映画でキャラクターに共感出来ました。ギャングの下っ端で馬鹿にされてばかりだが真っ直ぐな気持ちと心に熱いものを持ってるユニークな役を憎めない愛嬌ある芝居で見せてくれた。ラストはなかなか先の読めない可笑しい展開や悲しく切ない展開に心を動かされましたが最終的には気持ちの良い終わり方に落ち着き見た後にはどこか爽やかな印象も残す映画です。
ダリル・ハンナやキーファー・サザーランドも印象的でいい芝居をしていた。
なかなか拾い物というか好みの映画でした。