※このブログわ 2011年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ
ぼくらわ 国立西洋美術館で 9月25日(日)まで開催中の<大英博物館 古代ギリシャ展 究極の体、完全なる美>を見に行ったのだ
135点を展示してあって 主にアンフォラ(壺・甕など)や 小さい像などが展示してあるのだ(大きな彫刻わ それほど多くないのだ)
いろいろ展示してあった中でも ぼくが気に入った作品をちょっとご紹介するのだ
1番良かったのわ この展覧会の目玉の作品の<円盤投げ(ディスコボロス)>なのだ
この作品のみ 1つの空間に展示していて 360度ぐるっと見て回れるのだ
躍動感があって すごいかったのだ 近くで ずっと見ていたら 左の足首あたりにわ 血管まで 浮き出ていたのだ
次に気になったのわ <アフロディテ像>なのだ
どこから見ても 美しい女神様なのだ 体のラインがS字のように見えるから より美しく見える効果があると思うのだ
もう1つわ 最初の方に展示してあった<擬人化した葡萄の木とディオニュソス像>なのだ
これわ 男性の神様で 男性のシンボルもあるけれど 後ろから見ると 女性のような体つきだったのだ
ぼくが気になった作品わ 偶然 大理石の彫刻だったけど アンフォラの中にも ちょっと変で面白い作品もあったりして 良かったのだ
小さい作品が 多かったりしたので 混雑すると見えづらくなる場所があるので 気になる方わ お早めにご覧くださいなのだ
ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ
国立西洋美術館 <大英博物館 古代ギリシャ展 究極の体、完全なる美> 9月25日(日)まで
http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/past/2011_228.html
展示構成
1.神々、英雄、別世界の者たち
1-1.ギリシャの神々
1-2.英雄ヘラクレス
1-3.別世界の者たち
2.人のかたち
2-1.男性の身体美
2-2.女性の身体美
2-3.人の顔
3.オリンピアとアスリート
3-1.アスリート
3-2.オリンピア
4.人々の暮らし
4-1.誕生、結婚、死
4-2.性と欲望
4-3.個性とリアリズム
メインの作品は、<円盤投げ>ですが、他にも135点が展示されており、主に、アンフォラ(壺・甕?)、小さい像などが多かったです。
気になった作品
6.擬人化した葡萄の木とディオニュソス像
酒の神『ディオニュソス』と、隣りに、葡萄の木が人に変化している姿で表している。ディオニュソスは男性の神だが、女性のような感じに見える。これは、ヘレニズム時代の美術の典型的な表現だそうです。
18.スフィンクス像(おそらくテーブルの脚部)
女性の頭部、ライオンの体、鷲の翼を組み合わせた怪物。墓の番人として墓標に表したそうです。スフィンクスの体は、ライオンというより犬っぽい気がする?
24.牧神パンの小像
パンは、羊飼いや山羊飼いの神、体の一部(足から下)が山羊となっている。彼の名は、「パニック」という英単語の語源ともなっているそうです。
36.ヘスペリデスの園の黄金のリンゴを手にするヘラクレス
ヘラクレスが黄金のリンゴを手にし、後ろには黄金のリンゴの木があり、園の番人のヘビが巻きついている。これが、キリスト教のアダムとイブの楽園追放の元のネタになっているのでは?と思ってしまう。
43.アフロディテ像
前後左右、4方向から見ると、アフロディテの体のラインがS字に見えて美しく、肌の質感も柔らかな感じ。
56.赤像式ヒュドリア(水甕)
ゴルゴンの頭部が描かれているが、正直、顔はそんなに怖くなく、どちらかといえばパーマをかけた近所のおばちゃんといった感じで、面白い。
58.円盤投げ(ディスコボロス)
ギリシャ人彫刻家ミュロンの手にする紀元前5世紀半ばのブロンズ像に基づいて、ローマ時代に作られたものだそうです。(※オリジナルは、存在せず)
ポストカードは、前後左右の4種類から撮影したものが売ってましたよ。
主に、アンフォラや、小さな像などが多いので、混雑すると見えづらくなるので、ご覧になりたいと思っている方はお早めに行った方がいいかと思います。他の大き目の彫刻は、ほとんどが360度見れるので、多少混んでいてもじっくり見れると思いますよ。この夏、<円盤投げ>や、<アフロディテ>などに会いに行ってみてはいかがでしょうか?
この後わ 上野の森美術館のとなりにあるお店の<土古里 上野バンブーガーデン店>でランチをしたのだ けれど そのことわ また 今度書くのだ