どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋@平塚市美術館』なのだ

2018年08月08日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 平塚市美術館9月2日まで開催している<金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋>を見に行ったのだ



平塚駅から美術館までわ 徒歩15~20分かかるみたいで 暑くて歩きたくないから 平塚駅北口の4番のバス停からバスで行ったのだ たしかバスのお値段わ 180~190円くらいだった思うのだ


お話を戻して ぼくが気になったのわ 1番最後の展示でお写真がOKだったインスタレーションの<平成しんちう屋>なのだ



こんな感じで 縁日の金魚すくい?か 金魚屋さんみたいな感じになっていたのだ






この大きな金魚がキレイで好きなのだ



熊が 鮭でなく 金魚を咥えているのも 面白いのだ



売り物に見立てた 金魚とかなのだ





裏からも見ると・・・


こんな風になっていたのだ


あと パネルに描かれた金魚の作品がったのだ


この作品の裏にわ 全部わ 見れなかったけど こんなことが書かれていたのだ



えこうが気に入った写真も載せるのだ







他の写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)
        


あと チケット売り場から 2階の展示室に向かう通路に作品があったのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)



深堀さんの金魚の作品って 枡の中に描かれたものわ 知っていたけど 今回 いろいろ見ることが出来たし 最後のあった<平成 しんちう屋>わ お写真OKで お祭りというか 昔の金魚屋さんに来た感じがして 面白かったし このインスタレーションだけでも 見る価値があるような気がしたのだ

もし ぼくらがお金持ちから 小さい枡の金魚の作品わ 欲しいなぁ~ って思ったのだ



ここから先わ えこうの感想を載せるのだ

平塚市美術館 <金魚絵師 深堀隆介展 平成しんちう屋> 9月2日(日)まで

http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/page14_00089.html




深堀隆介さんは、7年間放置していた水槽に生きる金魚を美しさに気づき、透明樹脂にアクリル絵具で金魚を描く現代美術作家で、今回の展示では初期の立体作品から初公開となる新作インスタレーションなど200点余りを展示しています。


気になった作品

鳴門

大きめな枡の中に鳴門の渦潮のごとく金魚が渦を巻いている作品で、14年前に制作されたものだからか、やや平面的な感じがした。


金魚ブロック

作出フィクション 命名 鶏頭オランダ

作出フィクション 命名 白姫梟(はくききょう)

この3点は、水族館の水槽みたいに厚めのアクリルが何層も重なっており、その層ごとに金魚などを描いて立体的に見せていてキレイ。横から見ると描かれた部分の層も分かるし、作品の後ろに出来る、描かれた金魚の影もキレイだった。

<鶏頭オランダ>の方は、その名の通りトサカのある金魚で、頭、胴体、尻尾など5~6層くらいに分けて描き、立体的に見せていた。

<白姫梟>は、裏からも彩色していて金魚の模様にグラデーションを出しているみたいだった。


泳げ!金魚!-洗濯物編-

Tシャツや手ぬぐい、布団カバーなど、竹の物干し竿にかけられていて、様々なものに金魚のシルエットが描がかれている。特に上段に干されているTシャツは欲しい。


ジェリー

プラスチックのゼリーの空の容器に封じ込められた金魚。ドアップの顔が面白い。ゼリーの容器以外にも、納豆やカレールーの容器に入ったものなどもありました。


初出荷 出目金

ビニールを途中で横から切ったような形にして、たくさんの黒い出目金が泳いでいる。ビニールの水が少し黄ばんだ感じなのもいいし、描き込まれたたくさんの出目金の影もいい。

あと、横から見ると、描かれた層がわかるので、横からも見てみるといい。


そらみつ

3つの木のパネルにそれぞれアクリル絵具で描かれた作品。黒の背景で中央に描かれたのは、白が輝くらんちゅう?右は白い頭と尾ひれで根元が赤いらんちゅう?左は白と黒の斑で長く美しい尾ひれの金魚が描かれている。

背景が黒だから、金魚の輪郭が光って見える。特に左側のが良かった。


倭(やまと)

タイルに囲まれた中に渦を巻くたくさんの金魚たち、良く見ると1匹だけ背を向け死にそうなものもいた。タイルだから金魚がお風呂に入っているよう?


金魚之間

二曲一隻の屏風。はみ出しように左に黒い出目金と右に朱(赤)が美しい金魚を描き、中央に1つ小さな水草が漂っている。出目金は下るように、金魚を上るように対峙する構図で描かれていた。

あと、屏風の裏側には、いろんな模様の紙が貼ってあったり、下書きとも思える黒の出目金の絵も貼ってあった。




タイルの上に逆さになった和傘を置き、その中の透明樹脂で水に見立てた中に金魚が描かれ涼し気。あと、タイルが崩れ小さな陥没があり、そこにも金魚がいて、見る位置を変えると、底の部分の金魚が見え隠れするので、見ていて楽しい。


香具夜 命名 天衣

縦に割った細い竹に2匹の金魚がいて、その金魚が登るようにしており、鯉じゃないけど登竜門を思い出した。


雪守

白い背景の中、雪降る空を漂うかのように優雅で美しい雪の女王を見まごう白い金魚が描かれている。たぶん、額も作家の手作り?


白澄 命名 空蜜

黒の背景に細長い画面を立ち昇る白い金魚、流れるような長い尾ひれが美しい。


淡花

青磁の大きな鉢?に白い桜の花びらと2匹の金魚が封じ込められている。水に見立てた透明樹脂を流しているから、青磁の底の模様もキレイだった。


展覧会のチラシの画像も載せます。(クリックすると大きな写真で見れます。)
   

初めて深堀さんの作品を見ましたが、今の時期にはちょうど良く、見ていて涼し気で最後のインスタレーションは圧巻でした。

他にも、パネルに描かれた金魚の絵画も惹かれるものが多く、遠くて行くのを迷ったのですが、見に行って良かったです。

あと、ホームページの載っていますが、展覧会のショップは8月15日以外の水曜日、土曜日、日曜日のみなので、ご注意を。でも、図録(作品集)は、チケット売り場で売ってました。



この後わ もう終わっているけど 西武渋谷で<金魚絵師 深堀隆介 金魚水墨館>を見たのだけれど そのことわ 今度書くのだ