どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー @水戸芸術館 現代美術ギャラリー』なのだ

2012年05月11日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 前に違うサイトに書いたものを 再編集したものなのだ

美味しい生パスタを食べたぼくらわ 隣にある 水戸芸術館 現代美術ギャラリーに移動して 5月6日まで開催していた<ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー -力が生まれるところ>を見たのだ



展示数わ 11点あって 寝転んで見たり ブランコに乗ったり 鳥の声がしたりなど いろんな趣向で楽しめる展示で しかも この展覧会わ 写真撮影がOKだったので えこうに色々とってもらったのだ

ほとんどの作品が楽しくて オススメだったんだけど その中でも 絞って ぼくが気になった作品をちょっとご紹介するのだ

これわ 1部屋使った展示の<Nursery(苗床)>なのだ



各テーブルごとにいろんなものが飾ってあるのだ



これわ 時間が経つと変化する展示で 結晶液をかけて 成長させるのだ



こぼしたとこも 成長していたのだ



ぼくも 成長させるために 結晶液をかけたのだ



こちらの ピンクのも 成長したみたいなのだ





↓このポストカードわ 成長する前に撮ったもので 見比べると 3か月で どれくらい成長したか 分かるのだ



この展示室にわ たくさん鳥たちもいて 鳴き声も聞こえたのだ
    

この<Nursery(苗床)>の展示わ 楽しかったのだ ちょっとわかりづらい場所に 鳥が隠れていたりして探すのわ 楽しいし 成長して大きくなった結晶も その大きさの変化にビックリしたのだ



1番好きだった作品の<Logic of Beauty(美の論理)>で ブランコに乗って見るのだ



もちろん ぼくもブランコに乗ったのだ
 


他の写真も載せるのだ
 

20分間 万華鏡?みたいに いろいろ変化するのだ ここで流れている音わ 『3.11』の追悼の意味もあるそうなのだ



これも好きになった作品<microcosm(小宇宙)>で 暗い部屋に ものすごくフカフカのウォーターベットに横になって見るのだ 投影されているのわ 微生物で ミジンコ気分が味わえるのだ

ちょっと分かりづらいお写真だけど こんな感じだったのだ(フラッシュわ ダメだから露出補正したお写真なのだ)




5分で交代だったけど フカフカのベットで 水に漂っている感じで見れたのだ


遠くて行くかどうか迷った展覧会だったけど 行って正解だったのだ

<ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー 力が生まれるところ>わ 写真もOKで楽しかったし 面白くて楽しい展示ばっかりだったので 年回ベスト10候補に入る展覧会だし ぼくらわ 休みながらだけど 閉館時間になるまで ずっと見ていたのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ


水戸芸術館 現代美術ギャラリー <ゲルダ・シュタイナー&ヨルク・レンツリンガー -力が生まれるところ> 終了しました

http://arttowermito.or.jp/gallery/gallery02.html?id=115




展示構成

1.Walking Bushes(歩く茂み)

2.Handy God(携帯電話の神様)

3.Nursery(苗床)

4.Sweet Little Nothing(いとしいなんでもないもの)

5.Lymphatic System(リンパ系)

6.Tear Reader(涙を読む人)

7.The 4 Waters(4つの水)

8.Logic of Beauty(美の論理)

9.Lift-up(リフトアップ)

10.Microcosm(小宇宙)

11.Energy Fields(エナジー・フィールド) Souls(たましい)

11点の作品が展示されており、今回の展示は、写真撮影がOKでした。



いつもなら、気になった作品の感想を載せるのですが、今回は、写真撮影も出来たので、すべての作品を乗せようと思います。

1.Walking Bushes(歩く茂み)



2つありました。(クリックすると拡大します。)


外にあった作品、手で押して自由に動かすことが出来ます。



2.Handy God(携帯電話の神様)



神様のUPの写真です。(クリックすると拡大します。)


髪の毛が携帯電話になっています。この神様は、電波で人々の願いをかなえるのかもしれないです。



3.Nursery(苗床)



解説にはこう書かれいます。
苗床は、成長するための場所です。星を育てる人、種を磨く人・・・など、小学校の机をベースに、様々な職業や成長に関係するコレクションを表しています。育つだけでなく、劣る、枯れる、死ぬというのも全て成長の過程のうちです。

個別の撮ったものを載せます。(クリックすると拡大します。)
     

    


この作品は、時間が経つと変化します。成長液をかけて、どんどん大きくなったそうです。  



他の写真です。(クリックすると拡大します。)
  


私も成長液をかけました。



このピンクのも成長したようです。



イルカがちょっと隠れちゃってます。(クリックすると拡大します。)
 


この写真(ポストカード)と見比べると、どれだけ変化したか分かると思います。



あと、部屋の中を鳥たちがたくさんいましたし、鳴き声も聞こえました。(クリックすると拡大します。)
      

   


こちらの写真は、見つけにくくなっていたもの。 (クリックすると拡大します。)
     

全てが成長、だから、卵や、葬式のような感じで骨も置かれていたのだと理解しました。あと、隠れキャラみたいなのを見つけるのも楽しかったです。



4.Sweet Little Nothing(いとしいなんでもないもの)



なんでもないものが、暗がりの中に照らされ、虫眼鏡で見ると、ちょっと違った風に見えます。
   


この写真は、奥にあった棚です。(クリックすると拡大します。)
 


5.Lymphatic System(リンパ系)


上の写真の銀で包まれた中に入って、ベットに横になって鑑賞します。


このようなものが見れました。(クリックすると拡大します。)
    

透明なチューブが血管、中を通る水は、リンパを表していいるみたいで、心臓らしきものがあったり、体の中だと理解できますが、なぜかアザラシのぬいぐるみがあったのには、ちょっと驚きました。



6.Tear Reader(涙を読む人)





顕微鏡で涙を見ます。



展覧会に来た人の涙です。(クリックすると拡大します。)
    

皆さん自力で涙を流し、採取したもので、取ってから1週間くらいが見ごろで、1か月すると消え始めるそうです。人によって全然違うのに、ビックリしました。



7.The 4 Waters(4つの水)


水戸の周辺の4つの水源に、異なる種類の鉄塩を加えてキャンバスに1滴ずつたらし続けた作品です。



8.Logic of Beauty(美の論理)



解説にはこう書かれています。
「生命の花」と名付けられた古代をモチーフに由来するこれらのイメージは、対称性を崩すことで「美の論理」を探ります。この作品中に流れている音は、スイスのヨーデル革新者ノルディ・アルダーが本展のために特別録音したものです。3.11を追悼し、水戸の人々のために即興が添えられています。


他の写真も載せます(クリックすると拡大します。)
     

    


ブランコに乗って見ることが出来ます。万華鏡のような映像?を20分間流していました。載せた写真は一部で、他にもキレイなものがありました。

この作品が1番好きになりました。



9.Lift-up(リフトアップ)



2人の初期のコラボレーションの代表作です。

旅をした中で出会った人々をゲルダさんがサプライズで持ち上げて、その瞬間をヨルクさんが撮影したものです。壁一面にたくさんの写真が連なっていました。

他の写真も載せます。(クリックすると拡大します。)
  



10.Microcosm(小宇宙)



解説にはこう書かれています。
周辺を泳ぐのは、洪水が多発することで知られるドイツ・ライン川の中の微生物です。衛生的な観点から排除されがちなこれら微生物は、実は私たち生命の起源であり、彼らなしでは人間は存在できないのです。


こちらが普通に撮ったもの。





普通に撮ったのでは、うまく映らないので、露出補正で撮ってみました。


他の写真も載せます。(クリックすると拡大します。)
   


5分間、フカフカのウォーターベットに横たわって、投影された映像を見ます。ウォーターベットなので、水の中を漂っているようで、微生物の気分を味わえました。

この作品もすごく楽しかったです。



11.Energy Fields(エナジー・フィールド) Souls(たましい)


他にも撮りました。(クリックすると拡大します。)
   



今回、写真撮影OKだったのは、嬉しいのですが、そうでなかったとしても、いろんな体験が出来て楽しい展覧会でした。年間ベスト10に入りそうな気がします。

ゲルダ・シュタイナーさん & ヨルク・レンツリンガーさんの作品、すごく気になるので、ちょっと遠いくらいなら、見に行きたいと思います。





あと 水戸芸術館に行って ただ1つ残念だったのわ 修復したパイプオルガンの音色を聴けなかったのだ 今度行くときわ パイプオルガンの演奏のある時に行こうと思うのだ




今回も 素晴らしい作品も見れたし 美味しいランチを食べれて 大満足なのだ

ありがとうございましたなのだ