どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『日本の美・発見Ⅰ 水墨画の輝き -雪舟・等伯から鉄斎まで-@出光美術館』なのだ

2009年05月10日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

※このブログわ 2009年に違うサイトに載せたものを再編集したものなのだ

有楽町(日比谷)にある 出光美術館に行ったのだ



今わ <水墨画の輝き>というのを開催しているのだ

水墨画わ 墨1色の 濃淡で表現する すごい絵画なのだ


中でも インパクトがあったのわ 俵屋宗達(伝 俵屋宗達)が描いたといわれる<龍虎図>が ちょっと愉快だったのだ

龍わ 普通だったけど 虎が・・・デブトラだったのだ 顔がパンパンで 全然 野生の感じがしないのだ

他にも 長谷川等伯の描いた <竹虎図屏風>や <竹鶴図屏風>などが良かったのだ <竹虎図屏風>の左隻の虎わ 猫っぽくて可愛かったのだ しかも 頭をかいていて リラックスしているようなのだ


出光美術館の<水墨画の輝き>わ 花鳥画(動物の絵)などがあったから 『墨の動物園』のように思ったし オススメなのだ




ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

出光美術館 <日本の美・発見Ⅰ 水墨画の輝き -雪舟・等伯から鉄斎まで-> 5月31日(日)まで

※展覧会のHPはないみたいです。




『墨は、五彩を兼ねる。』といわれるように、水墨が生み出す無限の階調(トーン)は、この世の豊かな色彩を思い起こさせる。と解説に書いてありました。

今回、40点の水墨画の作品を展示していて、他にも、陶磁器や陶片、ムンクやルオーの作品もありました。


いいなぁ。と思った作品。

4.画・雪舟 賛・景徐周麟 破墨山水図


5.伝 雪舟 赤衣達磨図

柔和な表情のだるまさま。


7.能阿弥 四季花鳥図屏風 (重要文化財)


8.画・相阿弥 賛・彦龍周興 廬山観瀑図

近景を左下に描き、対角線上の右中ほどに遠景を描いて、空間の広がりを表現しているそうです。(←解説から)


10.相阿弥 腹さすり布袋図

笑っているのだが、眼光が鋭い。ちょっと怖いような・・・。


13.牧谿 叭々鳥図


16.長谷川等伯 竹虎図屏風

本来、虎といえば、龍が描かれるのですが、この作品は、虎が2匹描かれています。2匹の虎は、雄と雌で、解説には、右隻のオスが求愛しているそうです。絵を見ると、かなり真剣な表情です。一方の左隻のメスは、リラックスしていて、頭をかいています。なんだか相手にしていないような・・・?

ちょっとオスが可哀そうな気がしました・・・。


17.長谷川等伯 竹鶴図屏風


19.土岐富景 白鷹図

<外暈(そとくま)>という技法で描いているそうです。

※<外暈(そとくま)>・・・輪郭線の外側を薄墨でぼかし中の鷹を浮き上がらせている技法。


20.宮本武蔵 竹雀図


24.伝 俵屋宗達 龍虎図

龍は、普通なのですが、虎が・・・今風で言うと、メタボリックで、顔がパンパン。でも、愛嬌があって良かったです。


25.尾形光琳筆 蹴鞠布袋図


27.鈴木其一筆 雑画巻


展覧会の名前<水墨画の輝き>、その名の通り素晴らしい水墨画が展示していました。この展覧会は、オススメだと思いますよ。


この後わ 新御茶ノ水駅に移動して 秋葉原方面に5分ほど歩くとあるラーメン屋さんの<中華そば 活力屋>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ(※このお店わ 閉店しているのだ)