残念ながら肺線維症気味となったf-NSIP間質性肺炎のため、夕刻に出向いた市立図書館と薬局(ドラッグストア)内を歩くのも息切れでしんどい。日に日に肺胞の可動域が狭くなる感じがする。この身体になって歩くことの大切さがよく分かる。酸素欠乏症の血液のため、ふくらはぎに力が入らない。立ち上がっただけで妙な浮遊感を覚えてしまう。やれやれ。時系列の経過で改善したり、外科的あるいは服薬療法では肺胞の活動域が広まる可能性がゼロで、病態の進行は不可逆なのだ。あと少しで自宅酸素療法;HOT 間違いナシと思うと、張り合いがない。父がよく口にした『3月春ハサギ』のとおり、野の特に田圃は良く乾いておる。春本番に備え、トラクターのロータリー作業で田面砕土するAさん、Bさん、Cさん・・・ら。軽トラに乗るだけが作業となった私は羨ましく見つめるほかありません。Ⅳ期末の妻の病態も勿論不可逆です。待つしかないのです。それなのに、自分の身体がエライために、少しも優しくしてあげれないのです。