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昨日絹代塾でクリスマスに相応しい映画「家なき天使」を上映した。上映の後、感想や意見を聞いた上ではこの映画だけではキリスト教的な映画という気がしないということであった。それは脚本家の西亀元貞氏と監督の崔寅奎氏の意図が異なったことであっであったのか、検閲でフイルムが200メートル削除されたことからであったかは定かではない。脚本があっても監督や演出などによって新しく創出されることはあっても、他のことは脚本に忠実でありながらキリスト教的なものが消されたことであり、時代性を反映するものであろう。つまり崔監督の個人のことではないということを説明した。70年前の映画の画像であり、観難いものを見せることを大変申し訳なく思ったが意外に反応は良かった。私はこれについて研究発表をした気持になり、論文として書こうと思っている。
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