日帝時代に日本人が作ったという北朝鮮の第二の都市「兼二浦」(現在の松林市)の現状をみるために総連を通して訪朝願いを出して数か月になって、不許可となったと連絡を受けた。理由は洪水の被害のために私を迎える状況ではないという。昨日北朝鮮はスパイ逮捕も発表した。一個の学者の旅行を認めないほど鎖国している。国際化時代という言葉では想像できない、「井戸の中の蛙」式「楽園」を叫んでいる。私は以前、若い青年から訪朝した印象を「祖国はやはり楽園でしょう」と聞かれて驚いたたことがある。彼自身がそう思っていないのか、あるいは彼は北朝鮮が楽園と思っており、私に同意を求めたのか私は戸惑った。しかしはっきり言ってあげたほうがよいと思い、他国は豊かな国になっているというと、彼はアメリカのお金を借りるなら北朝鮮もできるという。その時、彼の考え方は「自力」「自主」の価値を尊重する「主体思想」であることが分かった。
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