崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

釜山にて

2007年06月04日 21時32分06秒 | エッセイ
 釜山港に着いたのは午後1時半ごろ、タクシーで釜山観光ホテルへ。船のうねりを感じながら、会議をした。中には弟子がな何人かいたが二人が遅刻して、重要な研究会なのにまずい雰囲気がただよう。弟子とはいっても社会人として年も取り貫録がついていたのに、学生扱いで叱ったことはまずかったのではないか反省する。
 翌日の日曜日には蔚山にて達里の敬老堂、方漁津の旧日本人街を歩いた。案内者が日本人が住んだと思われる家の人に話をするのを聞いた。「昔、こちらで住んだ人が懐かしくて、自分の住んだところを訪ねてきたんですよ。」というのを聞いた。住民たちは好意的にその話を素直に聞いている。懐かしさで訪ねる日本人が多いということと、反日教育が修正されているようなことを感じた。 

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