拙著『慰安婦の真実』の序文は「いわゆる「従軍慰安婦」の問題が、日韓関係上で不和の火種になっている。この最悪の日韓関係の中で、反日や嫌韓などの書物が氾濫している。私は、そうした類に加わるのではなく、戦争とセックスの関係、性と政治が深くかかわっている韓国社会を理解するために、より根本的な問題に挑戦している」と書き始めた。新著を出すまで待望の時間、現物の新鮮さへの感動は大きい。この快感は次の本の執筆の原動力になる。
執筆の始まりは読書である。何冊かの本を読み始める。読むというより解剖をする気持ちである。今スペイン植民地の残虐性、その中で性暴行、売春などの性関係、特に混血文化に関するもう一冊の本を出そうと思っている。本を読み始めた。私には最も面白くない本は伝記式、物語り式の書き方のものである。「・・・である」という説明式は辞典、スマートフォンで十分である。今開いている本もそうである。しかし読み方により面白く読める。読み順を逆順、ジグザグに読むなど、読み方の工夫をしてみても楽しい。
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