崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

スポーツと国籍

2007年10月19日 06時13分59秒 | エッセイ
 昨日卒論発表会でスポーツの国際化における国籍の問題が出た。試合のために国籍を変えた選手がその目的達成後元の国籍に復帰したり、二重国籍で活躍するなど国籍を利用することが問題として指摘された。離婚や結婚などの制度に縛られる人がいる反面、その制度を利用するような人もいる。一般的には国籍はその国おいて国民として生活する人のアイデンティティである。それを簡単に特定な目的に利用するのは問題であり、また一方それに反して文化的にもなじみのない国の国籍を維持するのも問題であろう。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
胸を突刺す言葉です。 (朴仙容)
2007-10-19 14:42:46
 なるほど、馴染のない国の国籍を維持する不自然さ。在日コリアンである私の胸を突刺す言葉です。愚かにも、まだ国籍と民族を一致させる考えをしています。正直に言えば、それも薄らいではいるのですが、なぜか、まだ意味不明のこだわりが、心の隅に残っていて、すっきりしません。

 もうしばらく、崔先生の言われる言葉を、考えてみたいと思っています。
返信する
Unknown (崔吉城)
2007-10-20 07:25:28
 一般論ですが、ご心痛くしてすみません。
返信する

コメントを投稿