崔吉城との対話

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姜顕秀氏「韓国の観光と文化」発表

2009年12月13日 04時03分03秒 | エッセイ
 昨日、韓国文化体育観光部の優秀職員として選ばれて海外研修者として東亜大学の客員研究員になっている姜顕秀氏が「韓国の観光と文化」という題で発表し、礒永、鵜沢氏によるコメントのセミ・シンポ形式の講演会が行なわれた。朝日、読売、山口新聞には予告記事が出たが集まった聴衆は30人ほどしかいなかった。小人数のシンポではあったが、私が前日下関市中尾市長、国際課長などに姜顕秀氏を紹介したこともあって、中川課長、釜山市から派遣職員の郭氏などが参加した。韓国関係の発表でありながら民団や教育院の関係者、在日の方が参加していなかった。李永松院長が作ったチャンネルが人事交替で全く機能していない。ただ一人の在日の青木氏がビデオ撮影をし、関心を示していた。
 姜顕秀氏の大変な努力によって日本語で発表ができたことには驚いたが、その内容も良かった。特に日本人の観光がソウル明洞、ショッピング、食、レトロ、軍事、などの観光が中心であることが明らかになった。食文化の交流の話には理事長の櫛田先生にもマイクが回った。
 文化コースに学生募集の低調に、コース挙げての主催なのに学生や教員の参加もよくなかったのは残念なことであったが、セミ・シンポとしては全国レベルでも決して低くないと私は朝日の崔記者と山口の佐々木編集長に強調した。発表者、コメンテーター、参加者に感謝し、大満足だった。

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