崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

金剛山歌劇団の公演

2005年11月12日 14時21分43秒 | エッセイ
 宝塚歌劇団が韓国で公演したという。それは戦前、植民地政策とも関係があったので韓国の人々にとってはあまり気分のいいものではないと思われるのに、時代の劇的変化には感慨無量である。昨夜、下関市民会館で行われた金剛山歌劇団の公演を見た。伝統楽器のセナップを改良して朝鮮民謡を演奏したのは実に壮観であった。また、伽耶琴の音色は会場を魅了した。それに加えて宮中衣装の美しさは最高であった。ただラストを飾るころで花束をあげる場面は興ざめするものであった。また民団の協力が見えないのも残念であった。南北の統一、そしてせっかくの韓流ブームを流さずに、より良き日韓関係そして日朝関係に結び付けていくことを考えるよい機会であった。

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