崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

キリスト教文化

2005年12月14日 06時52分26秒 | エッセイ
 先日ドイツオチリエンのカトリック教会に行って礼拝し、人々のキリスト教中心の生活をのぞいてみた。ほぼ家族ぐるみの200余人が礼拝し、教会の博物館、ギャラリーを観覧し、書店で聖書関係の本や聖具などを買い、食堂と喫茶店で昼をすませながら礼拝に参加した人々と付き合いもする。このようなキリスト教中心の信仰生活は日本に入っていない。
 日本では今、街道はクリスマス一色である。キリスト教の文化は流行っても教会には人が多く集まることはない。つまり表面的には西洋化されても、よりは本質的なキリスト教精神のうけいれはむずかしいようである。今の日本にはキリスト教的精神の西洋化が欲しいと思う。

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2 コメント

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Unknown (ASKA)
2005-12-16 12:16:06
久しぶりに来たらHPリニューアル!TOPの写真が綺麗でお気に入りです。あんな綺麗な風景が家~見えるなんて羨ましいです。さてさて、私は8月から今月の一昨日までイタリアにて臨時教員として日本語を教えてきました(このためしばらくHPに不在でした)。正直やっぱり大変でした・・・。私にしたら母国語なのに生徒はイタリア人なわけなのでやっぱりどこにつまづいているかわかりにくかったのです。改めて自分の勉強不足に反省しました。でも面白いことがあったのです。これは他の国で日本語を教えたときも生徒から言われたのですが何やら外国から見た日本人は「折り紙」がとても得意という風に見えているようです。行く先々で「折り紙教えて」と言われるのです。しかし「教えて」といわれ「鶴」などを教えてもその子たちはもうすでにしっているのです。しかもかなり綺麗に折るのです。そこで「じゃあ何を折って欲しいの?」と聞くと「城」・「ヘリコプター」・「仏像」・「寺」などなどかなり難しいとされていて日本人でもあまり折れる人がいないもの・・・というかそういうものがあるということを知っているかさえ疑わしいものを「折って~」といってくるのです。もちろん最初は折れるわけがないのですが私は負けず嫌いなので自宅に帰り必死に練習し、次の時間の空き時間に生徒に教えるわけです。まぁこういう面白体験が今回の臨時教員時でも体験できたのでよかったです。
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有難うございます (崔吉城)
2005-12-19 06:52:15
 イタリアでの日本語教育の貴重な体験を伺いました。ヨーロッパでは日本のイメージが国家や地域によって違うようです。しかし全般的には日本に対するイメージがよいほうですね。

 東アジアでは反日感情が強く、時々問題を起こしているのとは異なります。今、アジア共同体の話が政治的に始まったようですが難しいと思います。しかし続けなければならないと思います。
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