ある助教授との対話の中で、ある教授は女性関係が複雑で、金銭的な問題も多いのに、堂々と学者として国立大学で活躍しているが、これは何を意味するかと溜息をついていた。大学の先生とは教育者と研究者を兼ねることが理想的ではあるが人格的に問題の多い人でも生きる世界である。場合によっては人格的に問題があっても良い研究成果を出して世界の人に影響を与えるかも知れない。極端に言うといかに人格的に悪い人でも世界的な成果を出せばよいということになる。最近日本の私立大学は教育が中心になり、人格者の先生のイメージを強調する傾向が強くなっている。これが大学の持つ機能として良いことか悪いことか判断が難しいところである。
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