崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

ジャジャ―麺

2018年10月21日 06時05分55秒 | 講義

 ジャジャ―麺は韓国人が好きな、一番人気の一般的な大衆食である。それが仁川発だという話を昨日「楽しい韓国文化論」で下関韓国教育院の孔淑子院長が語った。それは中国人たちが開発した料理であって中華料理とは異なる韓国式の料理である。しかし韓国人に馴染み深い料理ではあるがまだ家庭で作るメニューにはなってない。いわば中華料理店のメニューである。山東省から移住してきた中国人たちが開発したものであり、安くて、配達する努力で、普及でしたものである。彼らが韓国で政治的差別を受けてきたことは、世界で類例のない酷いものであることは良く知られている。多くの人が台湾の国籍を取り、移住した経緯がある。私は大学生時代以降ソウル市庁の前と仁川の中華街の本屋を回りジャジャー麺を食べたことを懐かしく思い出し、最近仁川の中華街を回りインタビューしたが暗い否定的な反応しかなかった。在日が差別されるといいながら国内の人を差別する。私の一つの正論「自分が差別されると言う人が他者を差別する」である。