崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

大衆文化交流

2018年10月09日 06時06分33秒 | 講義

 明日10月10日12時50分東亜大学でワンアジア共同体の講義のお知らせをする。韓国慶南大学校の張竜傑教授が日韓の大衆文化の交流について語る。無料で市民参加を呼び掛ける。1998年10月以後,韓国は公式に日本の大衆文化を開放した。その後大衆文化交流がどの程度影響をしているか。研究調査によると両国が肯定的な反応をしているという。韓日共に「日本が優れている」という。韓国の学生は日本の大衆文化に関心を持ち,日本の学生は韓国の大衆文化に優越感を持っている。日本の大衆文化の氾濫による韓国の固有文化の退廃化を憂慮するが、あまり深刻な問題ではない。アニメ-ションやゲ-ムは俳優,漫画等が好きなのは日本といっても 韓国人が日本という国に対してして持っている民族的な感情には関係ない。以上のような高校生、若者の話であるが、高齢者たちはどう考えるか、鵜澤教授の司会で活発に議論して欲しい。