近刊発行の校正、家内が楽しく読了したというので、まず読まれるということで一安心。これから私の校正が正念場である。私の朝鮮戦争の生体験を記した内容である。自ら読んでも新鮮さを感ずる。記憶と記録の相互作業である。本の題に腐心している。出版社から校正紙と読者たちからのコメント葉書が十数枚とコピー資料が届いて読んだ。ほぼ強制連行と性奴隷に批判的な意見、中には著者が日本文化、植民地を誤解しているのではないかとも。ここに拙著『慰安婦の真実』の発行から半年強過ぎ、SNSでも多くのコメントが上がっている。中でもamazonに評価の低いsatophone氏のコメントにhatsukanezumi氏が返答した、質疑を紹介する。
_前借金契約については当時も内外で問題視されたことは事実でしょうが、どれだけの朝鮮人慰安婦がその前借金によって労働させられていたのですか?あるいは個人の意思でなく契約をしたのですか?「他もやってたから日本だっていいじゃないか!」などということはありませんが、まるで"日本だけの異常"かのように言うのは誤りでしょう。
従軍慰安婦が強制連行された性奴隷であるということを何ら論証できていませんからね。
長々と無駄なコピペをしていますが、朝鮮人慰安婦にの一部にそういうケースもあったかもしれない、というだけですね。どれだけの人が前借金によって契約したのかもわからないし前借金と一口に言っても内容は様々でしょう。実際、慰安婦(特に朝鮮人)の実態はなかなかわからないわけで、その中でこの朴氏の日記は朝鮮人慰安婦がどのようなものであったのかを知る貴重な資料。そしてその中で朝鮮人慰安婦はとても性奴隷と呼べるものではなく、比較的いい生活をできていたということをわかる。もはや「慰安婦は強制連行された性奴隷で無ければ"ならない"」という"前提"に縛られているあなたは認めたくないでしょうが。
あなた個人の定義による性奴隷があなたの中にいたというだけで。
現代的観点から見れば不自由だったから、あるいは本人の同意が本当にあったのか不確かだから、というのであれば有史以来のほぼ全ての売春婦が性奴隷となるのではないですか。昔の欧米の売春婦はみんな完全に自由な身分で、完全に自分の意思で売春を行っていたのでしょうか。昔の欧米の売春婦はみんな完全に自由な身分で、完全に自分の意思で売春を行っていたのでしょうか。「みんな」ってそんなだいそれたこと、私に分かるわきゃありません。少なくとも、前借金で縛って拘束して、逃げだしたら警察が追ってきたって話は聞いたことありませんがね。
長々と無駄なことを書いていますが、逆に言えばそのことが結局日本軍が朝鮮人慰安婦を強制連行や性奴隷したという証拠は無いということですね。あなた個人の定義による性奴隷があなたの中にいたというだけで。現代的観点から見れば不自由だったから、あるいは本人の同意が本当にあったのか不確かだから、というのであれば有史以来のほぼ全ての売春婦が性奴隷となるのではないですか。昔の欧米の売春婦はみんな完全に自由な身分で、完全に自分の意思で売春を行っていたのでしょうか。
「一部の朝鮮人慰安婦に業者に騙された人がいる」というだけですね。この日記からもわかるように軍による朝鮮人慰安婦強制連行なんぞもなかったし、慰安婦と呼ばれる方々は性奴隷ではなく職業的売春婦であった。もちろん好きで売春婦になった人はいないだろうし、そのような職業になってしまったことには同情します。しかし慰安婦を性奴隷と呼ぶのであれば、現代の売春婦や性的サービスを職業とする人々全てを性奴隷と呼ぶほかない。