私は自ら物を捨てる性向があると思うが意外にも保存する面もあると感じた。1960年代からの日記、写真、手紙などを再発見して驚く。中には作家の故司馬遼太郎氏からの葉書きも残っている。日記とアルバムの意味が著しく異なっていることを感じている。日記には事実、恥ずかしかったこと、失敗など、人に知られたくないことが多くかいてあり、アルバムなどの写真には記念すべきこと、嬉しい、懐かしいものが多い。日記と写真の差について読書会で話題にしたら田辺正樹氏がアルバムを中心に人物紹介はそれほど信憑性がないのではないかと鋭い指摘があり、大いに考えさせられた。夕食は倉光氏に焼肉をご馳走になった。ソウルからこられた金執事も参加し、100%肉食の出版記念会であった。