崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

悪運は意外に例外的に訪ねてくるもの

2015年11月20日 06時23分27秒 | 病床日記
 お見舞いに来てくださった方たちや投稿者たちからは「ゆっくり静養してください」「快癒しますように」ということばが多い。そして私が日程などを無理した点も指摘してくれる人も多い。私は無理して忙しく暮らしたとは思っていなかった。ただ生活リズムに過ぎなかった。私には病院は静養するところではない。痛みへの対応にそれなり忙しい。今度の入院治療を通して多くのことを反省している。私の健康観は確固不動なものと信じていた。食事や就寝時間などを守っており、煙草やお酒などは元々縁のないこと、運動とは言えなくとも結構動いていた。私は健康な者だといつも自信を持っていた。しかしその意外にも例外的(?)に私に大病が起きたのである。私の確固たる思念は過信、大間違いであった。悪運は意外に例外的に訪ねてくるもののようである。
 毎日体重を測るのは楽しみである。入院して20日で7キロ減った。40代から維持してきた体重を下回る水準になりそうである。不安もある。私は子供の時は痩せていて母が心配していた。健康な美男子としてわが村の五日市の商店主を例としてあげていた。その人は頭が禿げて太った人であった。日本の侍の映画の将軍タイプかもしれない。貧困時代の当時の人物像を表すものであろう。経済発展と医学の知識によりメタボリックが問題になり、太目は美人型から除外されるようになった。しかし私には太目の健康美意識が残っている。