崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

恨の力学

2015年11月10日 09時09分29秒 | 旅行
私の昏睡と麻酔とは関係なく社会は優々活きている。二つのことが目にはいった。ひとつは日韓首相脳会談が行われたことである。朴氏は独裁者の娘として栄光と不運をかかえて父の面影陰徳によって大統領になった。世論や人気より父が日韓関係正常化に踏みきり、日韓関係がたもたれていたのににねじれるようにしたのは「親不孝」であり私としては許せない。韓国の民主化運動がもったいない。
 ミャンマーの野党の勝利、うれしい。スーチ氏はどうだろう。ただ「恨の力学」で政治がいとなまれるのも問題であろう。少なくとも朴氏の例にならないことを期待する。