崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

家内による躾

2015年11月25日 06時22分07秒 | 旅行
人生には生まれ変わることがある。悔い改めて生まれ変わることもあるが病気は人を生まれ変える良いチャンスでもある。私はこの度ただ生まれ変わるという言葉では表現足らずで再生と復活のようにも感じている。いま赤ん坊から子供へ変わっていく。自分の母からの躾は憶えていないが、家内が尿瓶を準備してシーというようなことから衛生的な手洗い習慣など家内による躾は続けられている。入浴の許可がないので熱いタオルでの全身清拭と着替え、そして寝る前に私の足をお湯で洗ってくれて日程が終わる。
 昨日は退院に向けて栄養士と家内が話し合った。塩分と脂肪分を減らすなど注意事項があった。私の日本食への考え方も変えようとしている。鰹節、コボー、納豆、オクラ、山芋などは本当に味に抵抗があるのか、決めつけての偏見ではないのか。コボーをキチンと噛みながら味わってみた。食べられるようになりそうであった。本格的に日本食への挑戦、日本化が始まったのである。文化はある意味で先入観、偏見的なものもあろうと考えている。