ノーベル賞受賞者の益川多敏英氏が「英語ができない」ということでも有名になった。英語イコール国際化のように「英語ができないといけない」という風潮に波紋を起こした。彼は母国語と外国語の50%と50%ではよい言葉にならないという。バイリンガルbilingualでは不完全であろうという。それはある程度正しいと思われる。両方とも100%になることは難しいし、もしそのための努力をする人であれば質の高い研究成果を出す時間がないといえる。
私が雑誌の編集会に参加した時、委員たちは英語で書かないと読む人に制限があり、国際的に広く読まれないし国際学会だから英語ですべきだと強く主張した。私は学会が英語のコンテストではないと反論した。真の国際化はそれぞれの言葉を尊重しながら通訳や翻訳などを通して行うべきである。ことばより中身を充実したものにしてほしい。私はブロークン英語Broken Englishで満足している。
私が雑誌の編集会に参加した時、委員たちは英語で書かないと読む人に制限があり、国際的に広く読まれないし国際学会だから英語ですべきだと強く主張した。私は学会が英語のコンテストではないと反論した。真の国際化はそれぞれの言葉を尊重しながら通訳や翻訳などを通して行うべきである。ことばより中身を充実したものにしてほしい。私はブロークン英語Broken Englishで満足している。