崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

応援と味方

2006年04月30日 17時28分45秒 | エッセイ
 スポーツを見ながら心から応援することがある。それは最初からどちらに応援するか決めているわけではない。面白さで、大体弱いほうを応援している。最初から決めているということは応援ではなく、味方であろう。私は日韓のスポーツを応援する時も同様である。これについて韓国の人から愛国心がないと見られたことがある。民族や家族は運命的に味方の対象であり、応援の対象ではない。その点私は無情な心の持ち主なのかもしれないと反省している。