崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

サックスホーン演奏会

2006年03月30日 23時25分32秒 | エッセイ
 サックスホーン演奏会に行って感動してきた。芸術やスポーツなどは「感動」するのが主である。しかし感動するためには音楽の素養と訓練などがないとできない。それがない人には騒音に過ぎないかもしれない。下関には音楽の同好人が多いようである。多くの聴衆が集まった。
 私の仕事の学問は感動より「理解」してもらうことが主である。むしろ冷静と冷たさがある仕事である。理論や学説が誤解されたり、理解されない場合も多い。死後100年で理解してもらうこともあるだろう。それでも続けるのはなぜだろう。