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飴山實を読む(165)

■旧暦3月1日、水曜日、、新月

(写真)無題

ここ一、二週間ほど、耳が反乱を起こしていて、鎮圧に手間取っている。ひどいときには、部屋にいられなくなるので、外を歩きまわるのだが、そうしたときは、たいてい雨である。なにもやる気になれないときは、寝てしまえ、と思って寝るのだが、そうすると、余計に耳鳴りはひどくなる。いやはやである。人間の心身の状態、すなわち内的自然と外的自然の関係は、若いころは、さほど意識しなかったが、歳を取ると、そのリンクがいやでも意識されてくる。人間の心身にも四季の移ろいがある。四月は、なるほど、残酷な季節である。歳を取ることは、なんらかの苦痛とともに、自然に近づくことなのかもしれない。折り返しているなあ。




子雀はまこと子の顔大きな目
   朝日新聞平成九年一月

■これが子雀だと見分けて見ていたことがないので、新鮮に思えた。今度、子雀を注意深く見てみたい。そんな気にさせる。
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コメント
 
 
 
折り返し (長谷邦夫)
2010-04-15 23:02:30
「耳鳴り」、やっかいなモノだと聞いた
ことがあります。
ぼくは経験ナシで、とっくに折り返して
しまって、何年???

問題は「脚」ですよ。
昶さんは、チトひどいですが、
人ごとではありません。

つらくても「歩く」をやめぬこと!
往復タクシー。今年はまだ1回のみ。

しかし、スピードの衰弱、いかんともしがたい
のです。まあ、散歩のつもりで歩き、
小休憩を15分おきかなあ。

70半ばが目の前にきました。
もう少し、書いてみたいものがあるんで、
歩きます!!
 
 
 
折り返しても倒れず (冬月)
2010-04-15 23:37:44
■歩くことは、大事ですね。歩けなくなると、さまざまな障害ができてます。叔母を見ているとよくわかりますね。自然な形で、生活に運動を取り入れたいな、と思っています。

ヘルニアと耳鳴り。現在のぼくの持病ですが、運動をうまく取り入れることで抑え込みたい、と考えています。これからの経済状況、どうなるのか、まったくわかりません。身体の健康が、最終的な拠り所という気がしますね。
 
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