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飴山實を読む(38)

旧暦9月14日、水曜日、

写真は、街の看板。映画館の、ではない。ラーメン屋の、である!

晴れたので、布団を干し、シーツを洗う。7時に起きたが、終日だるくて、参った。午後、散歩して、気分転換する。昨日、今日と夕食の当番だった。料理は面白いですね。おおよそ、一時間で、3品は作れる自信があるな(自慢!)。

先日の句会は、5ヶ月休会した後、はじめて参加したので、ちょっと疲れた。もともと議論好きなので、句会では、いろいろ言いたい方なんだが、議論が先行したときは、必ず、いい句ができない。理屈で自己正当化しようとするからだろう。句会は、一人で模索しているとき、壁にぶつかっているとき、すばらしい示唆を与えてくれる。しかも、それが答えだったことに、後で気がつくのだ。serendipityという言葉のとおり、ふいにあらぬ方からやってくる。




傘の内室生しぐれは雫する


■室生しぐれは、室生寺を参詣したときのしぐれだろう。この句全体に流れる音楽に惹かれた。音楽的なだけでなく、光景がはっきり見える。「室生しぐれ」だから、傘の内で雫になる。それほど、激しいしぐれなのだろう。土地の匂いが伝わってくるような句だと思う。傘を傾けてやりすごしたのだろうか。

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