verse, prose, and translation
Delfini Workshop
一茶を読む:七番日記(48)
2011-05-17 / 一茶
(写真)階段
ようやく介護も形が見えてきた。暫定的な入居施設が決まり、ユニット型特養への申し込みを複数行っている。今日は市役所へコルセット代の払い戻し申請や保険の診断書フォームを病院へ提出、印鑑証明の送付など。気がつけば、ホット珈琲ではなくアイス珈琲の季節になっている。
このところ、アメリカの歴史家、Howard Zinn(1922-2010)の言葉を読んでいる。胸が熱くなる。たとえば、こんな言葉。
So it became clear to me that the really critical way in which people are deceived by history is not that lies are told, but that things are omitted. If a lie is told, you can check up on it. If something is omitted, you have no way of knowing it has been omitted. POLITICAL AWAKENINGS p.282
I began to realize no pitifully small picket line, no poorly attended meeting, no tossing out of an idea to an audience or even to an individual should be scorned as insignificant. POLITICAL AWAKENINGS p.278
☆
一茶が読みたくなった。一茶は、ディープな現実に拮抗できる俳人の筆頭だろうと思う。
白雲を袂に入て袷かな 文化十年四月
■このスケール感が気分いい。しゃきっとしようかと気になるではないか。
☆
Sound and Vision
※学生の頃、ソープ好きのヴィオラ弾きの友だちがいて、よく、二人でブラームスを聴いていたものだった。この頃、また、ブラームスが聴きたくなってきた。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« Cioranを読む(46) | 一日一句(118) » |
コメント |
コメントはありません。 |
コメントを投稿する |
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません |