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Cioranを読む(46)


■旧暦4月15日、火曜日、、満月

(写真)藤

聊斎志異を読んでいたら、今昔物語の「幻術の瓜」とそっくりな話があった。聊斎志異では「道士と梨の木」となっている。今昔物語の方が成立が古いので、ネタになった同じ話が古くから存在したのかもしれない。それにしても、聊斎志異は面白い。




Les seuls événements notables d'une vie sont les ruptures. Ce sont elles aussi qui s'effacent en dernier de notre mémoire.
Cioran Aveux et Anathèmes p. 47

人生で重要な事柄は、ただ決裂のみである。最後までわれわれの記憶に残るのもこれである。

■記憶への残り方というのがあると思うが、幸福な記憶は、やはりどこか豊かなイメージで残っている。決裂は、どこか暴力の匂いが漂う。それだけに強烈なのかもしれない。



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