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公開講座『ルカーチの存在論』26周年第8講







公開講座『ルカーチの存在論』26周年第8講のプログラムは次のとおりです。

(前半)「生命科学の現在」(報告:鈴木孝利)
(後半)「石塚省二著『ルカーチの存在論』を読む―石塚省二の二十世紀哲学論①欲望論・フェミニズム論」(報告:大池比呂志)
ルカーチ著『社会的存在の存在論』日本語版作成の試み―労働論の翻訳(報告:尾内達也・和田裕)

・iSP細胞による再生医療の活性化、AIの進展による人間の一部機能の代替可能性、社会の高度高齢化など、生命科学の目的と役割が問い直されています。現在の生命科学は、なにをめざしているのか、報告をいただきながら、さまざまな角度から、生命科学について議論したいと考えています。
・後半は、石塚省二の独創的な哲学的カテゴリー「欲望論」と社会的カテゴリー「フェミニズム論」を繙きながら、「欲望」が社会活動・日常生活の主人公になっているポストモダン社会のありようを批判的に検討してゆきます。その際、いのちと愛に近い「女性」の社会的可能性をも、あわせて議論できれば、と考えています。
・最後は、恒例のルカーチの大著の日本語版作成プロジェクトの経過報告です。さまざまな困難があり、なかなか、進みませんが、現代の社会を思索するうえで、大きなヒントになる基礎社会理論です。

★日時:2017年、平成29年1月14日(土) 午後18時-21時

★場所:中央大学駿河台記念館410号教室(最寄駅JR中央線御茶ノ水駅、他)

★会費:2,000円

※ 講座終了後、デリ・フランス御茶ノ水店で新年会があります。参加自由。大いに本音の意見交換をしましょう(だいたい、費用2,000円くらい)。懇親会の議論が、表の議論より面白いという評価もあります。

※ これまでの公開講座の様子は公式ページ on Facebookで確認できます。ここから>>>





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一日一句(1797)







寒紅梅そのくれなゐに迷ひなし






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