「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《518》超美味!マイワシの白子刺し

2009-05-25 17:34:08 | 魚料理
 キビレは、薄造りにしやした。チヌより、ウマいことは、すでに何度か食べているんで、よ~わかっていまふ。

 圧巻はマイワシでせう。最長25センチ、平均22センチもあって、あまりの大型にビックリですわ。この写真は、同じ筏に乗った「釣りバカ主婦」美和チャンのマイワシっすね。

 この白子には驚愕ですたぁ。

 ウチに帰ったら、ヒエヒエのマイワシのウロコを、包丁でていねいにしごきとって、頭落としてさ、白子を確認できたら、早く腹から取り出して、オイラはマグカップの酒につけときます。ヒタヒタくらいすかね。メスは卵すけれど。

 んで、適当に日本酒を入れた(ほんの少し、湯の分量が少ないので50シーシーもいりません…もったいないしぃ)沸騰した湯に、最初にキモをつけといた酒ごといっしょに入れまする。

 このとき、茶こし容器を用意して、鍋の上から白子酒を注ぐ感じでね。 

 ほとんどアッという間っす。

 湯がいたら、茶こし容器をそのまんま、上げればヨロシあるよ。素早く準備しておいた氷水(さっきのマグカップとかでもOK)にとって冷まします。これを包丁で刺身にする。

 トップ写真は、みずみずしいツヤやかな白子ですわ。

 薄いピンク色で、カワハギの肝みたい。

 ウチで釣ったマイワシを、美味しく刺身で食べるためには、釣り場での処理がキモですね。

 イワシは少しでも、ほっといたヤツは身がユルユルになっちまってあきまへん。

 釣って、床においてはダメ。こういうのは、塩焼きが限界かも。それでもウマイけどね。

 即しめして、タオルなんかにくるんで、そのまま潮氷に入れて持ち帰ったんが、締まり&鮮度もバツグン。

 刺身も作りやすかったでふ。

 生きの良いイワシは、手開きできませんてば。小骨、中骨に身がキチンと張り付いてますからね。包丁で、キス同様に3枚オロシだわさ。

 ってことはね、25センチものマイワシは、サビキだと、仕掛けは絡まるし、床に魚をつけると、バタバタバタバタ暴れまくって、ウロコははがれ放題、身に血がにじんでさ、傷みも激しいっすわ。

 めんどう、てか、効率が悪くても、刺身にしたいのなら、カゴ天びんの2~3本針仕掛けがオススメっす。

 刺身で食べようと思う型モノは、とにかく暴れさせず、ハリスをもったまま、空中つるして、ハサミでエラじめし、ウロコがなるたけはがれないように、身にも血が飛ばないように細心の注意を。


 サビキでやるにしてもね、1・5号ハリスじゃないと、切られちゃうよ。

 前日にお孫さんと、このマイワシを釣った南出会長は、最初0・8号使ってたそうで、4匹もかかったら、切られたそう。

 身が柔くなったのはね、塩酢につけると小骨が気にならずイケますぜ。

 この写真は、キビレの薄造り、マイワシの刺身&酢洗い、んでマイワシのキモのいっしょ盛りっす。

 専門に狙えば、アミエビで群れを寄せて、かなりの数釣れるでせうけど、オイラは、こんなにウマイと思ってなかったから、当日、食べる分だけ。

 もっと、釣ればよかったかな。20センチくらいのトツカアジも交じるしぃ。
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