「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《582》レンコダイ…見直しますたぁ!

2009-07-22 04:50:39 | 魚料理
 本命キスは、オイラのは20センチが最長でしたけれど、29センチもある立派なレンコダイが釣れますたわ。

 普通は22~25センチ級が多いけれど、これほど肥えて大きいのは初めて。

 実は、天びん3本針の上に、カワハギが欲しくてさ、専用の3本針も付けていたんですぅ。ところが、エサのガルプ(ギジエ)にアタリなし。んで、真ん中に青ムシを1匹掛けしたら、レンコが食いついてきたんでふ。

 他の人には、キス仕掛けにカワハギが掛かっていたのに、オイラの胴突きにはカワハギはこなくて、レンコ。そんなもんすよね、釣りってさ。

 んで、即〆と血抜きを完ぺきにやって、潮氷のクーラーに入れて持ち帰り。

 だいたい、レンコは水っぽいとか、身が軟らかいとかで、塩焼きか煮るかがポピュラーなんざんしょうけれど、アッシのは処理がいいからか、身がしっかりしています。

 ならば、刺身!薄造りすら可能な、身の締まり具合ですわさ。

 これが、脂が乗っていた。さばいたらね、皮を見なければ、イサギとそっくりの感じすよ。

 トップ写真の、脂の乗った刺身のツヤ…わかりますか?

 ポン酢でいただきやしたが、甘さはあまりないものの、なんか、キナコっぽい味と、ヨウカンのような歯ごたえで、独特の食感っす。マダイとは、明らかに肉質が違いますけど、面白い味でやんした。

 これまでのイメージを一変させた、鮮度抜群のレンコダイ。

 ちなみに、舞鶴とれとれセンターという魚介市場では、30センチのマアジが1匹780円。アッシの釣った29センチほどのレンコは1200円の高値をつけておりやした。

 頭やアラ、大きな卵が2つと肝なんかは、吸い物にしますたぁ。

 釣り人ならではの、1本釣り&即〆による鮮度維持。一般の魚屋さんでは、刺身には、なかなかできないヤツでも、やればできるもんす!
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