まさか、こんな真冬に神戸の八百屋さんで50~60年前の新潟の思い出がよみがえるとは!
いつもの駒ヶ林、六間道を通ってのスーパー銭湯の帰途。楽しみなスーパー巡りっす。
千鶴屋さんで揚げたてのコロッケ、ミンチカツなどを買い、アスタプラザとゆふ地下街へ。
ダイエーを通過して新長田駅方向へ歩く。
鰻を焼く匂いをクンクンしながら、古くからの八百屋さんをのぞくと、な、な、なんと!昔懐かしい紫色の食用菊を見っけ!
山形産「もって菊」と表示されてはいたけど、これ、間違いなく、故郷新潟でいう「カキノモト」「もってのほか」だわ。そうそう薄紫色の花弁を付けた食用菊。
正式名「延命楽」ってヤツ。
珍しさと嬉しさ、秋が旬なのにこんな真冬に…の驚き!もちろん温室栽培やろね。でも、ほかのお店にはない。さすがは味を知っている大ベテラン親父の八百屋さんだよ。
1パックが200円。湯がいたら相当少なくなるし、3パック購入。
帰りの地下鉄、バスの中で買い物袋を何度ものぞきこむ。独特の菊の薫り。
ぬぅわあぁぁぁあぁぁ~これやこれ!
すみかにたどり着き、花弁を摘まみとる。新聞紙をひろげ、母のお手伝いをよくしたものだわさ。
鍋に湯を沸かし、お酢を。
かき混ぜると花弁に熱が入って、濃い紫色になってゆくよ。
さっとでいいね。すぐに冷水にさらし、絞る。
ポン酢か、酢醤油が一番。和辛子とかであえたりのアレンジはのちほど。
まずはシンプルにいただきまひょ。
しゃきしゃき。食感とともに、昔の菊の香り……天国のお母ちゃんの匂いがツンと鼻を抜けてゆきまふ。
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