「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《130》「竿尻」船キスこぼれ話

2008-06-19 21:31:08 | 取材関係や釣行ネタ
 むっし暑~い、ね。

 冷え性のオイラも、例の冬布団は、夏用羽毛布団と交換しますたぁ。さすがにねぇ…。室温26~27度ありますもん。

 さて、19日の木曜売りのアッシの記事、読んでくれましたか?

 姫路「中村渡船」さんでの、船キス迷走竿尻編。

 ホンマの話、最後は見苦しかったっす。いつものキス竿で当たらず、アオリイカ用、メバル用と次々、竿やら仕掛けやら替えまくりましたもんねぇ。ついには、船長に怒られて、道具全とっかえ!納竿合図が出たときなんか、備え付けの、まぁ初心者の方が使う「貸し竿」を握っていましたから。

 でも、あの貸し竿、なかなかの優れものかも。先調子の2・1メートルかな。オモリ30号を小突くのには、いい感じでやした。

 で、こぼれ話。最初は、いつも竿頭になっている名人お二人もやっておられるように、エサにする青ムシ(アオイソメ)の頭は、硬いから、ちぎって、針も刺しやすいようにしていたんです。針のチモトまでムシをこき上げ、タラシ3~4センチの下の方を軽く引っ張って、エサが真っ直ぐになるようにしてました。

 キスが食べやすいとかいう以前に、エサが水中でクルクル回転しないようにする。仕掛けがもつれないようにするってことがキモだから。コレ基本ですよね。

 ところが、そういう手間をかけ、ていねいにやっても、オイラにだけキスはなかなか釣れなかったんで、ラストは、こうなったらカレイでも狙おうと…。

 そうっす。天びん2本針に、頭も切らない長~い青ムシを、1つの針に2~3匹房掛け。

 さら~に、背後の人に30センチもある良型マアジがときたま釣れていたから、天びんの上にサビキまで付けちゃった。

 いきなり、ガンガンガンと竿先がたたかれるような大アタリ。

 ヨッシャ~。マアジやろぉって喜んでいたら、異常な食い上げ。フグ?かなとも思いましたが、浮上したのは30センチオーバーのシログチ。これがサビキに。

 そして、天びんの房掛け青ムシに、な、なんとぉ20センチオーバーのキス!

 ね!分からないものですよね。

 ガシラは、大きくて目立つエサ(例えばハエジャコ)に大型が食ってきます。キスにも、そんな傾向があるんでせうか?活性の高い時期には、大きなカレイ針のマムシをキスが飲み込んでいたことも、ありましたしぃ…。

 釣りって、エサ付けて放り込めばいいわけっすけれど、いやぁ~一筋縄じゃあ、いきません。難しい、っちゅうか、ヤッパ奥が深いってことかなぁ。
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1 コメント

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少々安心しました (因幡のうさぎ)
2008-06-20 19:09:56
 芳賀兄のようなベテランでも、釣りのスランプはあるんですね! 私も焦らず諦めず、息が長い釣り道に邁進したいと改めて思いました。
 スランプ話もためになりました。
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