「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《495》キスで久々の竿頭に接近!

2009-05-06 06:22:10 | 取材関係や釣行ネタ
 2日の土曜に10匹しか釣れず、ストレスがたまっていた姫路「中村渡船」さんからの家島周辺のキス釣り。

 急きょ5日、あまりの好天に誘われて、というか翌日から天気が下り坂になるんで、再度行ってめぇりやしたわ。

 んで、船中12人で、大常連の浦島さんの28匹には及びませんでしたけど、2番手24匹。まぁ、なんとかリベンジ達成といえそうな釣果でしたぁ。

 食い渋りっすね。底潮が水温下がったのか、魚が冷たかったわ。

 実に繊細な、食い方で、エサの青ムシの端をくわえただけのアタリが大半。これは、1回目のアタリでアワセても、針掛かりしまへん。乗ったように思えても、バレます。

 てか、キスはいるんですよ。エサによく触ってくるしぃ。

 で、ピンポン!

 盛期のキスを投げ釣りで数釣るときにやる手法…つま~り、ムシエサのタラシは短く。

 はじめ、3センチあったのを、1センチとか5ミリに変えたとたん、針掛かり頻発っす。タラシなしの、針いっぱい、にとどめる刺し方も有効でやんした。

 針に付ける青ムシは、当然少なくなりますが、針の軸をできるだけムシの中に潜り込ませ、全体で2~3センチにはなるように、工夫はしました。

 森澤副船頭からもらった、浦島さん特製の3本針仕掛けなんすが、ハリス1・2号のエステル。針は赤いキス競技用7号くらいでせうか。全長120センチのヤツを、潮が緩んで流れないときは、上の幹糸を短縮して、2本針の全長70~80センチに。

 仕掛け全体を短くすることで、カワハギに使う、タタキ釣りのような、オモリを激しく連続的に上下する誘いが生きますね。

 仕掛けが長かったら、潮が流れていないときは、よほど大きなアクションで竿を操作しない限り、仕掛けは踊りませんもん。

 一生懸命に、誘いをかけるってことで、キスの活性を上げる!このエサを食べたいなぁ!という意欲を掻き立てる。誘いには、そういう役割が確実にある!って信じませう。

 激しく誘った(オイラは最初の着底で12~13回、オモリトントン)ら、次にオモリを5~10センチ浮かせて、仕掛けを張って、アタリを待つ。アタリがなければ、1メートルも上げて、もう一度、ゆっくりオモリを底に着ける。5~10センチ上げて待つ。ダメなら、また激しく誘う。

 この繰り返し。アタリは出やすくなり、エサの付け方を変えてから、針掛かり率もグ~ンとアップしやしたぁ。しかも、オモリに近い上の針に、よく掛かってきてましたわ。

 こんなに、理論的なことを、実際にやってみて、目に見える結果がついてくるとは、アッシ、大感激っす。ますます、釣りが面白くなりやした。

 釣りが上手いから、釣りをなお強く好きになる。釣りをなお強く好きになるから、釣りがさらに上手になる…。

 考えて、やれそうなことを、実際にやれる…まず、これが難しいワケっすけどね。いやぁ~勉強になった1日だすぅ。なんか、自信ついたしぃ。

 隣で釣ってくれた中村船長22匹。森澤副船頭20匹。

 「これだけ食いが渋い日に、芳賀ちゃんはコンスタントに釣った。立派でした。いやいや、きょうは、まいりました!」

 帰港途中、操船しながら船長たちに、頭を下げられるとは…大笑いのジョーク&パフォーマンスですけれど、ウソでもさ、そんなこと言われたら、ア~タ、つけ上がりますよ、オイラは。

 なんか、マジに恥ずかしかったっす。あひゃひゃ。でも、うれしかったよ。

 

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