あれだけ激しく降った雨もやんで、今朝は梅雨明けを思わせる陽気ざんすねぇ。
さてとぉ...。
東二見「岩澤八郎丸」から狙ったマダコとゴマサバ。
とりわけ、旬のゴマサバは丸々肥えた35~45センチと型もよく、ものすんごい引き味。
魚体は黄金色に輝いているヤツもありんすたわ。
ハリス3号、オモリ40号のサビキに、冷凍したイカナゴを付けて、二見沖の水深30~15メートルの駆け上がりを流しまふ。
現金なものでね、イカナゴを付けた針にしか、食ってきませぬ。
ほとんどは、底付近で、下針が多いんすけれど、イカナゴさえ、きちんと付いていたら真ん中の針にも掛かってますたな。
すか~し、ほとんどは単発。まずダブルはなかったざぁまふ。つか、2匹掛かってハリス4号をブチ切られていた人もおりますたぞ。
竿は、軟らかめの方が掛かりはよふござんすけんど、サバを右往左往に暴れさせますね。
したがって、取り込むまでに、他人の仕掛けとオマツリ続出。そこでバラシたり、最後の詰めで、サヨナラとゆふパターンも。
アッシはタコも釣った50号負荷、2・7メートルの竿で、一直線に強引に巻き上げますた。
それでも水中バラシ4回、タモを使わない船べりでのバラシ1回。
とりあえず、エサのイカナゴさえ付いていれば、ひと流しに1匹はイケル勘定っす。
このゴマサバは、底にいるイカナゴのフルセや、小さなカニなどを捕食しているらしく栄養十分。
加えて、潮の早いところすから、運動量も豊富っす。
美味い、はずなんすねぇ。うんうん。
取り込んだゴマサバを、頭の付け根部分の背骨切断で即〆&血抜きしていたらば、今井浩次さんがピアノ線で、さら~に神経〆してくれはりますたぁ。
「あたしは成仏しますた」って情報を、遅らせて、死後硬直も遅らせる...つまり鮮度を長く保つ効果があるといわれるのが、神経〆っす。
尾に近いところを切断してぇ、脊椎の一番上の穴に、ピアノ線を刺しこむわけっす。
やり方としては、昔の歯医者さんで、歯の神経を抜くときに、細いザラザラの金属を入れて、神経をからませてからプツンプツンて、引っこ抜いていますたよね。
まぁ、あれと似たようなところが、ありんす。
十分に冷やしたクーラーで、氷ヤケしないように持ち帰ったゴマサバは、三枚におろしてぇ、マナイタに乗っても、ほれ、依然として皮が黄金色ざんすぅ。
料理は、次回ね。
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