「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《702》アオリイカのイカ墨塩辛…完成試食

2009-11-07 05:47:57 | 魚料理
 肝、身、塩、ほんでイカ墨を混ぜ合わせてから、毎日かき回して、冷蔵庫で丸3日間。

 つ、ついに、オイラの「アオリイカのイカ墨塩辛」が完成しますたぁ。

 それにしても、実に鮮やかなまでのブラック。ものすごい黒さですわ。

 墨汁!…てか、ほんと、お習字できますよね。(ほうほう)

 んで、試食!

 まったり、ねっとり、濃厚。ショッパさが墨の甘さで和らいでいまふ。普通に美味しいですよ。

 たくさん食べるもんじゃあ、ないかもですが、薬のつもりで、これから数日間、いただこうと思いまするぅ。

 ほら、歯が、オハグロっす。きっと、お腹ん中も黒いのかなぁ。出るときも、やっぱ黒いんだろうねぇ。あひゃひゃ。(ふんふん)
 
 ここで、イカ墨のウン!チクを…。

 まず、昔から薬効があるといわれていまふよね。

 中国では心臓の動悸とかを和らげる漢方薬の原料とか。

 日本でも防腐効果があり、富山のイカ塩辛の墨作りが有名。沖縄じゃあ「イカ墨汁」すかね。頭痛、のぼせ、産後の回復や腎臓肝臓によいとされるらしい。

 いまから20年近く前に「イカ墨にはガンに効く成分、ムコ多糖が含まれている」といわれ、イカ墨ブームが起きたんすね。

 イカ墨アイス、イカ墨スパゲティ、イカ墨のカレーとか…。皆さんも、一度は食べたことあるんじゃないっすか?

 このムコ多糖ってのは、実にスグレモノの糖質。骨を作ったり、関節が滑らかな動きをするのを助けたり、傷ついた皮膚を治りやすくしたり、ウイルスなどの感染を防ぎ、血液をきれいにするなどの効能があるんだそう。ヒアルロン酸なんかも、このムコ多糖類のひとつだそうっす。

 酒呑みのオイラなんかには、かなり良いのではないでせうかね。

 ウイルス感染を防いでくれるなら、新型インフルも防御してくれるかも?

 てなわけで、甲イカやアオリイカは、けっこうな墨をもってますから、アッシら釣り人は、新鮮そのもののイカを手に入れたら、墨は捨てずに、有効に使いやせう。


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