神戸の隈病院において、甲状腺腫瘍の切除手術から1年と4カ月。
退院後の2~3カ月は声帯のすぐ下を切ったせいか、高い声は出ないし、声そのものを発することがしんどかったなぁ。筋肉が突っ張る感じでね…。
あぁぁぁ~こりゃ、もう好きな歌も唄えないのかも…。
自宅マンションに帰っても、家人は長期の入院中だったし、冬場の一人暮らしはわびしく、長年の会社勤めも完全退職に追い込まれ、収入もなく、かなり落ち込みますたわ。
先生に、どんどん唄え!って、喉のリハビリのためにカラオケをすすめられ、以来、スーパー銭湯とカラオケボックス通いが始まりますた。
最初は、点数なんか出すのは嫌いでした。だって、よくても88点くらいだもん。
三橋美智也さんの「星屑の街」、東京ロマンチカの「君は心の妻だから」でようやく90~93点。
そんな苦しい孤独なときに巡り合ったのがクミコさんの唄う「広い河の岸辺」だったんです。
CD発売前からテレビの録画で歌を覚え、朝昼晩、家で1日に20回は唄ったかなぁ。
カラオケダムの精密採点デラックスを使った堺正章さん司会の「カラオケ☆バトル」に興味をもち、初出演していたクミコさんを発見したのも、この番組。ついには毎回録画するようになりました。
採点はあくまでゲーム。お遊びなんですけれど、得点が上昇すると面白いわけで、精密採点デラックスを備えたライブダムばかりやるように。
練習すれば、コツがわかってきて、やはり得点は伸びるものです。
5回に1回あるかないかの確率ですが、98点台も出せる日もありますた。
そして、ついに…5月14日。自分でもまさかの99点オーバーが!
もっとも、ライブダムの精密採点デラックスGとゆふ最新の機能によるものですが…。前のデラックスより少し点が出やすいようにも感じていますけどね。
とにかく、夢のような高得点でした。点が出るから上手だとは言えないことは十分わかっています。ただ、ゲームとして、こんな点数がはじき出されたことが素直にうれしいですね。やればできるんだ!ってことすかねぇ。うんうん。
クミコさんの「広河」を歌い始めて10カ月。たぶん1000回は唄ってきたんだろなぁ。
んなわけで、カラオケによる喉のリハビリは終了かな!って思います。
これからは、他の曲でも高得点が出せるようになれたらいいね。
96とか97点台は多数ありますが、98点を超えるのは「広河」と、美空ひばりさんの「津軽のふるさと」の、まだ2曲しかありません。
ただし、得点を出すカラオケは、演歌と得点の好きな先輩男性と一緒か、一人カラオケでやります。よほどのことがない限りは、他の皆さんの前では今後、やらないでしょう。
聴き心地のよい歌声を目指して、気楽に、声の続く限りカラオケを楽しもうと思います。
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