「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《587》アジの吸い物2種

2009-07-27 00:01:58 | 魚料理
 アジの中骨や頭などアラを捨ててしまうのは、いかにも、もったいないでふよぉ。

 ダシをとりましょう!

 今回は、2人前あれば良かったんで、オイラの場合は、一番脂の乗った、腹骨のところね。これ、刺身にするにしても、フライにするにしてもさ、すきとるざんしょ。その、すきとった腹骨を、次から次へ、お酒と少量の塩と、顆粒のカツオ&昆布出汁の入ったマグカップ!ん中へ、いったん放り込むんでやす。

 ま、頭や中骨を使いたい人は、鍋にブチ込めばいいわけですけれど、アッシは、腹骨のところが、あまりにもキレイで、脂がありんしたから、それだけでやってみたというワケっす。

 アジでダシをとるのに、顆粒の出汁を入れるのは?と思った方も、多いでせうけど、調味料代わりだと考えてくだされ。味がはっきりしますんで。もちろん、アジそのものの味も出ますしぃ。

 …そんなことより、なぜマグカップ?

 はいはい。実は、この日、ガス台が他の料理でふさがっていたこともあるんですけど、急いで吸い物作るなら、そりゃあ、初めから小鍋にアラを放り込めばいいんすけどね、明日、飲みたかったんでふ。

 マグカップがアジの腹骨(ついでにキスの卵や白子も入れました)とかで、ある程度、一杯になったら、ポットのお湯でもいいから、95~100度の熱湯をたっぷり注ぎます。ほぼ完成したも同然すよ。

 吸い物をつくるときに、改めて小鍋に移して、少し、お水を足せば、2人前には十分ですね。

 アッシは、明日でいいんで、マグカップが冷めたら、そのままラップして冷蔵庫保存。ほら、場所とらないでしょ。だから、マグカップっすよ。

 んで、翌日、小鍋に入れて、一煮立ち。お豆腐を加えたら、すぐに、火を止める。これで、お豆腐もスベスベだし、味を濃くしたかったら、塩なり、醤油を気持ち足してくだされ。

 1杯目は、お澄まし。

 最後の2杯目は、残りの、お豆腐を小さく切って、八丁味噌で赤出汁に。

 刺身の残りの切り身とかを、少し加えれば、なお良しっすね。ネギ、三つ葉などの薬味は適当にどうぞ。粉山椒をふるのがオススメだわさ。

 カンタンに、2種類のお汁が飲めますよぉ。

 モチのロン、アジに限らず、鮮度のイイ、釣り魚のアラからなら、美味しいオイシイお吸い物ができま~す!
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