「芳賀ちゃんのオサカナ釣題」…酒、肴、料理、釣り 

元デイリースポーツ記者の日記だよ。

《668》湯引き飯蛸のネギポン

2009-10-09 00:47:44 | 魚料理
 岡山県倉敷市の下津井といえば、美味しいマダコがつとに有名れす。

 なんでも、生息地は岩礁が多くてね、エサにするんは貝、カニが多いから、独特の味になるんだとか、前に聞いたことあるけど…ほんとっすかね?

 んでも、現在の明石ダコより、身が濃厚な味だと感じるのは、オイラだけじゃあないでしょ。もちろん、潮の速い場所で生活してますから、肉質もしっかりしてるとは思いまふ。

 今回の、出張ではマダコの刺身、蛸飯とか、たくさん食べましたわ。

 がぁ、アッシが漁港そばの小さな町のデリカショップで買ってきたんは、100グラム130円のイイダコと、地元で秋イカと呼ばれる100グラム150円の小型の甲イカ(ハリイカ=標準和名スミイカ)です。

 この店は、1杯でも2杯でも、好きな魚介を袋に入れて、レジのオバサンとこ持っていけば、グラムで量り売りしてくれるんですわ。だから、値段、書いてないのね。「おばちゃ~ん!コレ、ナンボォ?」と大声で叫べば、こたえてくれます。狭い店なもんで…。

 近所の主婦も、けっこう買いにきてたわ。マテ貝のムキミ、煮付けにするんだ言うて買ってたよ。「あんた、イカ、刺身にするんならコッチよ」と、剣先を指して教えてくれま~したぁ。

 けども、アッシが気に入ったのは飯蛸!

 まだ、飯の入ってない…てか、オスなのか、明石~二見方面では、いわゆる「スボダコ」とか言われるタイプすかね。オイラは、飯のない方が、身に栄養が回って、旨いように感じますけれど…。値段も安いし。

 この「ネギダコポン」が美味かったんよ。

 けっこう、足が太いんだわさ。マダコといっしょで、潮の速いところにいるからなのか?

 この飯蛸を、墨袋とって、全体をよっく塩もみして、水洗い。いつものように、小型フライパンに塩入りの湯を沸かし、足先から、まるめてぇ、ひっくり返してぇ、10秒ほどすかね。

 水洗いで、アラ熱とって、氷水んなかへ。

 冷えたら、ペーパータオルでフキフキね。

 アッシの場合は、それから、目と口をカットしまふ。

 胴、頭、足を一口大に、まぁ適当に切り分けてぇ、ポン酢「ふく醤油」と、小ネギの、できるだけ薄い小口切りをぶっかけてぇ、モミジおろしを添え、さら~にスダチを絞ってとぉ、はい~できあがりっす。

 モチモチのクニュクニュリィ!爽やかなスッパさ。あぁ~この清涼感。いいね。

 全部、飯蛸のネギポンで食べられませんから、当然、イチオシの梅肉でもいただきやした。いっしょに湯引いた、甲イカのゲソも少し入ってまふぅ。

 一度ね、湯引いておけばさ、あと3日くらいは、平気で、美味しく食べられるんですよぉ。

 甲イカといっしょに、ペーパータオル1枚を折って敷いたバットへ。

 あとはラップをして冷蔵庫へ、とぉ。

 このステンレスバットは、ほんまに重宝しますわ。

 大きいのから中小型まで、銀色の100円ショップで買ったものから、ちょい高めの白い抗菌仕様のヤツまで、たくさん持ってまふ。

 

 

 

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1 コメント

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目からウロコ (主婦してます)
2009-10-09 22:34:10
私のウチではイイダコといえば煮物。タコのお刺身自体も珍しいのに、イイダコをポン酢や梅干しで召し上がるのは新鮮です。何度かお邪魔はしていましたが初めてコメントさせてもらいました。これからも、色々教えてください。
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