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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

一向に鎮まらない豚コレラ禍に対し、病気になる可能性のある豚を殺滅しようという計画が国主導で検討されているようです。

2019-04-23 20:55:27 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温11.2℃、最高気温は26.4℃、五條市の今朝の最低気温は9.3℃、最高気温は26.5℃でした。朝は若干涼しげでしたが、昼間は相変わらずの気温で、明日以降の天気の前触れか終日薄曇りだったのにかなり暑い一日でした。朝から仕事で久しぶりに1時間半ばかり車を運転し、昼頃、また1時間半かけて帰路につきましたが、特に帰りは窓を全開にするか空調を使わないと暑くてかないませんでした。今日もまた盛大に花粉が吹き出していたので窓は開けたくなかったのですが、暑い方が大変でしたので、花粉は薬に頼って走りました。いい加減、ヒノキ花粉も終わりだろうと思うのですが、ここ数日は連日かなりの飛散が確認されています。明日から雨の予報なので一息つけそうですが、その後の大量飛散が恐ろしいです。

 さて、愛知県でまた豚コレラの発生がみられ、いつまでたっても終息する様子が見えない中日本の豚コレラ禍ですが、予防的措置として豚コレラ観戦イノシシが発見された場所から半径10キロ以内に存在し、現在監視対象になっている豚舎の豚を早期に出荷したり、予防的に殺処分することを国として検討していると、農林水産大臣から発表されました。その一方で、豚舎の豚へのワクチン接種は、これらの対策をした後の最期の手段だと強調されたそうです。
 でも殺処分でも、コレラを発症する可能性のある豚を、発症前に消してしまおうというのは、それなりに効果が期待できるかもしれません。罹患イノシシを100%発見できており、更にそのイノシシの行動範囲を完璧に押さえているのであれば、という但書がいりそうですが、今のように五月雨式に次々とコレラにやられる豚舎が増え続けるのを座して待つよりはまだしもでしょう。ただ、病気にかかっていながら症状の発生前だったりして、移動中とか場経由で病原体が散らばったりする可能性は考慮しないでよいのか、など、不安は言い出せばキリがない状況と言えるでしょう。それを払拭できるのはワクチン接種以外に無いはずですが、頑なにその手段を撮ろうとしない農水省は、あるいはTPP発効を踏まえて、我が国の養豚業を滅ぼそうとでも思っているのではないか、と邪推したくなるくらい反応が鈍いように感じます。まだ岐阜県と愛知県にほぼ限定されているからと言うのもあるのでしょうが、その周囲の養豚業者も気が気でない状態ではないかと推察します。あの時ああしていれば被害の拡大は防げたのに、と謗られることのないよう、国には果断なる姿勢を見せて欲しいものです。

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