いい国作ろう!「怒りのぶろぐ」

オール人力狙撃システム試作機

飯田泰之は以前に何と言ってきたか

2013年04月05日 18時57分42秒 | 俺のそれ
リフレ政策を言ってきた人、というのは間違いではないだろう。

今朝のモーニングバードという番組中で、飯田は「2003年からずっとこれを言ってきた」というような発言をしていたわけである。


が、当方の知る限り、今回の黒田日銀の出したような政策について、飯田が主張してきたかどうかというのは定かではない。


当方の理解では、以下のようなものである。



岩本教授との議論
>http://blogs.yahoo.co.jp/iwamotoseminar/32411110.html
>http://blogs.yahoo.co.jp/iwamotoseminar/32738553.html


この議論の元となったエントリー

09年11月12日>http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20091112#p2
10年2月17日>http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100217
10年2月28日>http://d.hatena.ne.jp/Yasuyuki-Iida/20100228



飯田の言う金融政策とは、単なる抽象論でしかない。

インフレターゲット政策についてでさえ、岩本教授との議論では「言葉を濁している」だけ。
量的緩和策についても、政策論としては何らの示唆も与えない。日銀が行ってきた06年以前の量的緩和策との違いとかも、全く不明。量的な水準についても、具体性は一切ない。


こうした傾向は、池田信夫からのツッコミに対する回答などでも、大体似たようなものであった。だから、池田信夫をして「田中秀臣は屋上の狂人」呼ばわり(笑)。

>http://agora-web.jp/archives/452944.html



要するに、飯田泰之という学者は、政策論としての具体的な提案というものは、皆無に等しかったということでしかない、というのが当方の理解である。


それが、どういうわけだか、リフレ派大勝利ということで、有頂天になっている姿を見るに、彼らの欺瞞としか思えないわけだ。


田中秀臣にしても同じ。
レジームチェンジだ、と言うばかりで、自分が総裁になったらどうするか、といったような具体性のある提案など、ついぞ見たことがない。あるのは、批判と罵倒と、架空のような抽象論のみ、である。


それで、日銀批判をできるという根性が不思議でならんわ。


当方からすれば、彼らの主張など、池田信夫と大差ない。勿論、岩本教授とも違わない。
同じ種族である、ということ。同種同根の中での、罵倒合戦というだけに過ぎない。






最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。