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普天間基地に重ヘリ中隊は存在してるか?

2010年01月07日 14時26分22秒 | 防衛問題
結局、振り出しに戻る、ですか。
いもしないヘリ部隊の役割やら、軍事的意義の解説やらがあっても、あんまり役立たないとしか思えませんけど。
台湾有事がどうの、中国軍の特殊部隊が侵攻するだの、色んなもっともらしい理屈を並べてみたけれども、問題はハナからそういうことではなかったのではないか?


昨日には読めなかった海兵隊の公式HPが読めました(どうしてなのかな?)。
英語版も読めるようになりましたので、一応、調べてみたんですよ。


そうするとですね、普天間基地に以前はいたであろう、HMLA-369の軽攻撃ヘリ部隊も何処かに行ってしまったみたいで、普天間には残ってないみたいなんですよ。シーコブラだか、恐らくそういうのだろうと思いますけれども、UDPで来ていたのが戻ったんでしょうね。

第36海兵航空群の残りは、MALS-36(ロジ中隊)、VMGR-152(給油中隊)、で、やっぱりHMM-262とHMM-265の”中ヘリ中隊”ですわな。
岩国からハワイへ移したって、前に書いた(朝鮮半島有事の際における邦人救出)けれど、やっぱりカネオヘに移動していたみたですよ。第24海兵航空群のHMH-463中隊は、既に岩国にはいないようです。やっぱり、米軍の元々の公式HPを見ると、ある程度情報が判るというものですな。

で、台湾有事の際には、重ヘリで出動ですか。
軍オタの方々は、是非とも "based on facts"でご議論をお願いしたいですな。
彼らの「当然の理屈」は、本当に「事実」なんでしょうか?
「当たり前のこと」とか豪語している連中に、本当にその立証や説明ができるんでしょうか?


配備されてない幽霊部隊だかシャドー部隊でもあると言うのかもしれません。
まあ、軍の極秘任務につき、たとえ配備されていても意図的に伏せてある、とか、特殊コマンド任務遂行の為敢えて非公表としている、とか、言い訳だけなら色々と可能ではあるでしょうけど(笑)。

英語雑誌に書かれたというだけの筋の悪い「架空戦記もの」みたいな話を、これほどまでに有り難がるという気持ちは理解できませんね。確かにボクも英語は超苦手だから、本文を読むのは苦痛なんですけれども、少なくとも自らの頭で考えてみようとは思いますけど。
しかし、かなりの数の軍ヲタの方々はそうじゃないらしいですな。


多くの軍ヲタの残念なところは、マスコミの情報操作と同じで、いつまでも過った情報が流布され続ける、ということですわな。
誤りが見直されないし、認識を改めるということもない。
つまりは、「●●の壁」みたいなもんですわ。

そういうのが永続するわけだ。


例えば、「給油活動が停止されると、日米同盟は崩壊する」とか、散々喚いていた連中がいましたよね?
あんなに大騒ぎをしていたにも関わらず、給油活動停止後のことについて、何か報じられていますか?今は、殆どが普天間基地問題しか取り上げられていないでしょう?別な国が給油艦を派遣するとか、そういう話はどうなのか、全然報道されないわけなんですよ。

そういうことなんですわ。

結局は、都合よく利用されているだけに過ぎない。
外交、防衛関連の利権者たちの、恰好のネタということだ。




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