M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

Notre Dame cathedrale, Chartres -1-

2008年10月08日 07時21分11秒 | Landscapes
 大聖堂の内部、まずは青がきれいなステンドグラスから。窒息寸前の撮影です。

 以下は、帰国後須賀さんの"ヴェネツィアの宿"を再読してからの追記。

 ランブイエまで電車で行って、そこから歩いたと書かれていますが、確かにそんな名前の駅を通過したのを思い出しました。Rambouilletという文字と発音とが頭の中でつながらないのはつらいですが、停車駅ごとに車内のアナウンスと駅名表示とがどうにも整合しなかったのも事実です。英語やドイツ語なら、もう少し目から入る情報と耳から入る情報に整合性が高いのに(意味がわかるかというのは、次の段階の話としても)。

 余談はともかく、二日間歩き続けてたどり着いた大聖堂では、すでにミサが始まっていて、中に入れずステンドグラスも見られなかったと書かれています。この写真を撮った方は、すぐ脇の店で遅めの昼食をすませ、心も体も元気になって堂内に入ったわけで、ちょっと申し訳ない気分でもありました。言い訳するならば、螺旋階段を上れる時間に制約があり、1400でないと門が開かないのを知って時間調整していたのです。頼りにしているLonely planetが嬉しいのは、階段の入り口が売店のすぐ裏と明記されていたりする点で、これがなかったら薄暗い堂内をさまよっていたに違いありません。

街の雰囲気は

2008年10月07日 04時55分20秒 | Landscapes
 中世の様相を色濃く残す街で、この一枚が一番雰囲気に合っていそうです。大聖堂がもうちょっとくっきり見えてくれるとよかったのですが。まあ、どこかブリューゲル風でもあり、よしとしましょう。何故か、日本の桜井市と姉妹都市だそうで、接点が理解できません。

 今回の出張で、これまで16GBほどのfileができました。X2のRAW恐るべしです。明日から、帰国まではほぼcameraの出番のない日々になるはずです。

Chartresの街並み

2008年10月07日 04時47分14秒 | Landscapes
 朝から問題続発でした。このhotelは今夜までなので、洗濯物の最後の依頼をしたところ、受け取りに来たメイドさんが、品物がありませんというのです。メイドさんは英語を喋らないので、どうして話が通じたか謎ですが、ともかくドアにぶら下げておいた袋がありません。引取りを頼む電話をしてからぶら下げたので、せいぜい5分も経っていない話で、意思の疎通の困難さとともに問題はやっかいな方向に。彼女のSOSを電話で受けた上司が怪しげな英語で語るには、"ドラにぶら下げろと言ったのは、部屋の内側の意味で、部屋の外に出したら盗られてもしかたがない。危ないことだと認識しろ"と一方的なお説教。それより、誰か他の係員が持って行った可能性はないのかと質問しても、説教の姿勢を変えません。
 相手が悪いと判断して、すぐguest serviceに電話で状況を伝え、ともかく洗濯物を見つけてくれと依頼。10分経たないうちに連絡があり、直前に部屋の前を通りかかったメイドが先に回収していたと、私の推理通りの返事をよこしました。それはめでたいことだが、客の話を聞かないで説教する洗濯係には納得がいかないと苦情を申し述べたところ、洗濯係の女性は、このhotelで勤続年数が一番長く、もはや価値観を変えられないので許してくれと泣きつかれてしまい、もはやこれまでと遅れてしまった仕事に飛び出しました。
 ところが、RER(郊外電車)が何故か運休中で、30分待たされてやっと到着。快速のはずなのに各駅停車になってしまい、遅れに輪を掛けてくれました。

 ここまでがさい先の悪い話で、後はどうにか区切りのついた仕事を残して在来線に乗車。目指すは、昨夜思いついたChartresです。

 須賀敦子さんの著作で、二日間歩いて大聖堂にたどり着く話を思い出したのが、この街に行こうというきっかけになりました。ちょうどサンテグジュペリの引用もあったし。
 遠くから歩けば、だんだん大聖堂が見えてくる感動があったのでしょうが、安直に電車を使ってしまうと、駅に入る手前で減速し始めた辺りからすでに塔が見えてきます。後は、駅からその方角に歩くのみ。
 途中にある観光案内所で街の地図をもらい、大聖堂の螺旋階段(これまた300段あまり、こちらは6.5EU)をひたすら上って撮影したのが、この写真です。安野光雅さんの作品を見ている気分でした。その後、半分駆け足で旧市街を歩き、Paris行きの電車をつかまえて帰還。

 Hotelに戻ったら、guest serviveの詫び状のついた洗濯物が届いていて、ご迷惑を掛けたので、今回は無料で洗いましたとのこと。理のある文句は言ってみるものですね。

Caravelle

2008年10月06日 03時52分09秒 | Aircrafts
 昨日の航空博物館で、屋外展示の隣の空港内の敷地にCaravelleを見つけました。1958年の就航で、もう飛んでいないはずなのに、まだ現役なのかと錯覚しました。大昔、どこかの空港で野原に放置されている機体を見た記憶がありますが、こちらはそれほどぞんざいな扱いをされているわけでもなさそうです。
 念のために博物館のsiteで確認したら、ちゃんと展示物としてlistされていました。柵の位置を気にすることはなかったようです。 
http://www.mae.org/index.php?id=568

 コメットの空中分解の教訓を活かしたおむすび型の窓と、垂直尾翼に対して中途半端な高さについている水平尾翼から、すぐに見分けのつく機体です。

Vianden回想 (3)

2008年10月06日 03時24分07秒 | Landscapes
 リフトから降りても眺望は開けず、はっきりした道案内もありません。かろうじて下る道らしいものが見えたので、辿ってみました。少し降りたところから城が見え始め、同時に下界がかすんで見えるようになりました。この後、森に分け入ってしまうので、とにかく下るんだと思って歩く以外に手がかりがありませんでした。思えば、こんなことをしている暇があったら、下界からとっとと城に向かって登る方がよかったのです。

Vianden回想 (2)

2008年10月06日 03時21分35秒 | Landscapes
さて、川岸のリフト乗り場手前まで来ました。背景がうるさくてリフトが見えにくいですが、二人乗りの簡素な構造のものです。なかなかスリルがありました。川には鳥がのんびり浮かんでいて、何とものどかな光景です。近くで、とても長い竿と釣り糸を使う釣り人を見かけました。鳥と競争しているのかも知れません。