ラジオ技術社の雑誌は誤植が多いのに定評がありました。今回、L-channelの前半部だけ通電し、設計した電圧配分にならないと悩んだ原因は、参照した記事の誤植にありました。振り出しに戻って電圧と電流を計算し直したところ、あり得ない抵抗値の存在に気づきました。
ここを手直しして正常動作が実現できたので、R-channelも同様に処置したところです。次はいよいよ出力段との結合試験になります。
ここを手直しして正常動作が実現できたので、R-channelも同様に処置したところです。次はいよいよ出力段との結合試験になります。
入院してきたアンプには40年以上前に流通していたとおぼしき6GA4が4本ついてきました。どれもゲッタが薄くなっています。TV-7でチェックしたところ、sample AとBはきわめて元気。Sample Cは少しくたびれ気味で、sample Dは明らかに劣化していました。
手許にあった同時代の球(1970年代に自分で使っていたもの)も測定したところ、意外に元気がなく、sample C並が2本、D並が2本という結果でした。手許の球の方がゲッタがしっかり残っているのに残念な結果に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/5e/a5a13d7e774abee0091b2dcb584b675a_s.jpg)
それでもsample A-Cに手許の球を加えれば、何とか修理できそうです。出力管の変更も視野に入れていましたが、杞憂に終わり、手始めにC電源回路を組み上げました。
手許にあった同時代の球(1970年代に自分で使っていたもの)も測定したところ、意外に元気がなく、sample C並が2本、D並が2本という結果でした。手許の球の方がゲッタがしっかり残っているのに残念な結果に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/21/5e/a5a13d7e774abee0091b2dcb584b675a_s.jpg)
それでもsample A-Cに手許の球を加えれば、何とか修理できそうです。出力管の変更も視野に入れていましたが、杞憂に終わり、手始めにC電源回路を組み上げました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4b/1b/0aa9f17e1561178221c67a80a7a1909f_s.jpg)
多少の追加加工が残っていますが、主要部品が取りつけられるところまで来ました。このところ、昼間の気温が高いので力仕事にはありがたいところです。トランス類を実装する前に、ある程度配線を進めておく予定です。
古い友人の依頼で、彼が組み立てたアンプを修理することになりました。現状を把握しようとしたのですが、電源スイッチが壊れていてONになりません。これは通電するなと言う警告かと解釈して、早速解体作業に掛かります。