M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

いずれがあやめ

2008年03月25日 21時21分06秒 | Music
 久しぶりにSACDを買いました。たまたま同じ曲が収録されているので、比較する楽しみもあります。第一印象は、上になっている方に一票。

 それより驚いたのは(二枚組で\1,050だったので)、ついでに手を出したシェリング。こんな演奏をliveで残しているとは、やはりただ者ではありません。
http://www.hmv.co.jp/product/detail/2683419

 3月28日:ちょっと追記します。その後、何回か聴いてみて、やはり第一印象が正しかったと思っています。
シェリングの盤は、最後に彼がBachの音楽について語っていて(訛った英語なのでなかなか聞きづらいですが)、強烈な印象を残してくれました。曰く、"何かの拍子に世界中の音楽が消えてなくなるようなことがあっても、そこにBachの音楽さえ残っていれば、今と同じような音楽に満ちた世界が再生できる。" いや、PaulとJohnの音楽も必要だろうと思いつつも、半分納得しています。


なつかしい社名

2008年03月23日 20時37分17秒 | DIY Electronics
 電波時計の電源部がラジオへの雑音源であることがわかったので、帰宅後組み直しの検討を始めました。スイッチング電源をやめて、トランスを使った古典的な回路にします。
 手頃なトランスが入っているジャンクを物色した結果、1977年に作った7001式時計が見つかりました。解体したところ、電源部の基板になつかしい社名を発見。
 本体基板は自作ですが、FCM7001や表示管はさるomからいただいた信越のキットからの再生利用。キットを組み上げたものの、動作がおかしいと入院してきたまま譲り受け、はんだづけがあちこち怪しかったので、基板ごと作り直していました。長年、目覚時計として愛用していましたが、backup電池の液漏れ事件をきっかけに、引退していたものです。

いくつかの誤算

2008年03月22日 10時12分03秒 | Cameras
GR-Dでmanual撮影を試みましたが、なかなか思うように行きません。余っているDSLRを持ち帰る方がよほど簡単だと思い知りました。
もう一つの誤算は電波時計で、中波ラジオへの雑音がひどくて実用にならないとお袋からclaim。実験したときは長波の受信ばかり考えていて、他の周波数帯への雑音は忘れてしまっていました。これから、回避策を試します。


雨の羽田

2008年03月21日 10時40分08秒 | Aircrafts
 昨日の画像です。機内で過ごした70%ほどの時間を泣き続けた子供がいて、最悪のSN比でした。
 田舎に帰ってからもあれこれ忙しく、やっとPCに通電したらCTUのfirmware更新やら、Windowsの更新やらですっかり時間を費やしてしまい、blogにまで行き着けないままQRT。やはり、PONはtrafficが増えると、目に見えて効率が下がります。


二つめのC

2008年03月18日 23時24分32秒 | Books
 下で土台にした本とセットで宣伝されている雰囲気のある"パラダイス鎖国"を読みました。
 土台と比べると、こっちの方がはるかに面白いというのが結論。本のタイトルからしてユニークだし、諸処に出てくる"厳しいぬるま湯"や"すでに持っているものをリサイクル(品物ではなく能力の話)"など、言葉の意味をうまく作っているのが特徴。
 情報を相手に誤りなく伝えるための工夫をこらすのは、著者の本業だった通信の世界では優先度の高い技術で、そこがたぶんcomputerを背景に持つ人たちとの表現や姿勢の違いになっているのだろうと感じ取りました。Computer & Communicationと並び称されるとき、やはり私は二つめのCに惹かれます。

 でも、この本を買い占めて布教活動を始めそうもないのは、前半にあまりなじみのない映画の話が出てきたり、中盤でアナリストがしょっちゅう使うのと大差ない(何となく中立・公平そうな)統計が並んだりするためです。


旅支度

2008年03月16日 14時08分21秒 | Travel
必要になるのは来月ですが、ちょっと手回して調達してきました。Europeの古い街は道路が入り組んでいて、しばしば方角を取り違えるのに懲りての道具立て。
 土台になっている中島聡氏の本は、この方のblogほどの読み応えがありません。対談相手の人選が平凡だし、"じゃないですか"という癇に障る物言いをそのまま収録するのは止めて欲しかったと思います。まあ、それでお里が知れると言うことでもありますが。

<iframe src="http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=mstechnicalla-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4756151345&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&lc1=0000FF&bc1=000000&bg1=FFFFFF&f=ifr" style="width:120px;height:240px;" scrolling="no" marginwidth="0" marginheight="0" frameborder="0"></iframe>

やっと時計を完成

2008年03月09日 21時58分44秒 | DIY Electronics
 ちょっと田舎に帰る可能性が出てきたので、急いで電波時計を完成させました。
きらびやかな外装は、親父が何かの賞の記念品でもらったanalog時計の抜け殻。中身はとっくに壊れましたが、立派な外枠は再利用できるだろうと残していたものです。土台の木材は、祖父が愛用していた安楽椅子の肘掛けで、家族の肖像のような時計になりました。
 本体右に立っている箱に電波時計の高周波部を入れています。これは、AT互換機と9801でkeyboardとdisplayを切り替えて使う機能が入っていたもの。左奥は電源部で、ISDN routerの抜け殻です。
 板を丸く切り抜く技術がないので、裏蓋を省略していますが、後ろに明るいものが置かれるとbacklightになるおそれがあります。その場合はクラフト紙でも切って貼り付けます。

Eurostar

2008年03月07日 22時36分35秒 | Travel
 まだ帰国直後と思っているのに、来月の出張の話が持ち上がっています。Eurostarに乗る必要が出てきて、予約を入れるのにけっこう手間取りました。普通に考えてEurostarのsiteに行ったら、"希望する列車は存在しない"とerrorになります。時刻表にはちゃんと記載されているので、満席と言うことなのかと不安の募るなかで、代案に乗り換え。
 今回、ベルギーから乗るのだからと、SNCBのsiteから乗り換え案内機能を経由して、所望の列車の切符を買う手順にたどり着きました。
http://www.b-rail.be/main/index.html

 ほっとして、支払いの手続きと思ったら、"そのcredit cardでは支払いを受けません"と冷たい返事。何枚か持っているcard情報を次々入力するのですが、どれもダメ。最後に最近おつきあいで作ったcardで試したら、ようやく受けつけてもらえました。このcardを忘れないで現地に持って行くのが、当面の重要事項になりました(切符の受け取りに必要)。

 Eurostarのsiteには、何かおかしいよと問合せしていますが、まだ連絡がありません。

帰国しました

2008年03月01日 21時43分17秒 | Aircrafts
手前から二機目の新塗装(と言うほど新しくありませんが、依然古いのが残っているので)のが搭乗機です。乗り込んだら、座席の故障が近くで数カ所発生。乗り継ぎ客を待つ時間が長かったので、その間を利用して懸命に応急処置をやっていました。
秋にはfull-flatに改装されるはずですが、うまい寿命設計をしていたのかも知れません。そんなことを考えながら熟睡して成田に到着。改めて、西海岸は近いと実感しました。