M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

この部品は何でしょう?

2005年04月29日 16時17分30秒 | DIY Electronics
電源の修理をほぼ終えました。チューブラ型の電解コンデンサを交換し、劣化していたソリッド抵抗も金属皮膜に交換。負荷を掛けて通電してみましたが、特に異常はなさそうです。電流制限回路もちゃんと動いているので、これでしばらく実験に使ってみることにします。
 ところで、100Ωのソリッド抵抗と並列に、写真の上側に写っている部品がついていました。アナログテスタで抵抗を測ると45kΩ付近、DVMで測ると2.4MΩ付近を示し、極性はなさそうです。正体不明のまま、そのままつけておきましたが、有識者のコメントを期待しています。
 なお、下側は劣化して抵抗値が三倍になっていたソリッド抵抗です。久しぶりにマクロレンズを引っ張り出して撮影しました。


長年の主力機

2005年04月28日 22時39分08秒 | DIY Electronics
学生時代に入手した211をアンプに仕立て、回路を何度か変更。シャーシも三回作り直して今に至っています。現在の姿で20年以上稼働し、途中片側の出力管がエミ減になって交換した以外、目立った劣化はありません。回路は森川式のカソードフォロア駆動です。古いカラープリントをスキャンしたものなので、画質はご容赦を。


基板を解析中

2005年04月27日 21時58分10秒 | DIY Electronics
電源の制御回路基板を解析しています。今日は夕方からEuropeとの電話会議が長かったので、少々くたびれてしまい、あまり捗っていません。手法は両面を撮影し、裏面を鏡像に変換して両者を並べて辿ります。昔は基板をひっくり返しながら配線を辿ったものでしたが、現物がなくても机上で検討できるようになりました。さすがに見たままを回路図CADに入力する才能はないので、まずは手描きの回路図からです。
 Europeを相手にしていると、こちらが一日の仕事の終盤にさしかかった頃に向こうから朝の元気をぶつけられるので、つらいものがあります。


電源の修理開始

2005年04月25日 21時52分37秒 | DIY Electronics
土曜日に調達した電解コンデンサを紙エポキシの生基板に載せ、元のブロック型コンデンサの固定穴に置きました。配線の長さが不足したところが多くて、結構手間の掛かる載せ替え工事になりました。
制御用のパワートランジスタは二つともケースが錆びて品名が読めませんが、半導体チェッカで測定したhFEは80と55、リークもないので、しばらくこのまま運転してみます。この電源は、両波倍圧整流になっているのが珍しいところです。前面パネルの裏側にも交換が必要なコンデンサがあるので、作業はまだまだこれからです。


ロクタル管アンプ

2005年04月23日 20時07分51秒 | DIY Electronics
柴田翔の"ロクタル管の話"を読んで以来、ずっとこの真空管でアンプを作りたいと思っていました。30年ほど掛けて必要な球やソケットを揃え、7C5 push-pullが完成。見ていて楽しいアンプになりました。夏場はちょっとつらいですが、冬は暖房効果が多少期待できます。組み上げてから7年ほどになりますが、快適に動作しています。


今日の収穫

2005年04月23日 19時58分48秒 | DIY Electronics
同僚が入院したので見舞いに出かけました。その足で(方向は正反対でしたが)秋葉原に行き、あれこれ買い物を。最近入手したジャンクの電源の修理に使う電解コンデンサとパネルメータ、USB接続のディジタルオシロとこれに使うUSBハブ、在庫が少なくなっていたはんだ吸い取り線などです。右上のクッションにくるまっているのは真空管でPCL86(6GW8の14V管)が10本で2k円。これまで、この種の複合管はずっと6/50BM8派でしたが、遂に新領域に踏み込みました。


Good grief

2005年04月22日 01時13分48秒 | Landscapes
ドメイン名を選ぶとき、色の選択がありました。迷わずBrownにしたのは、共感してやむところのない主人公を思ったからです。シュルツさんの博物館に初めて行ったとき、近くのバス停から乗ったtaxiの運転手がシュルツさんを知っていて、本当に謙虚でいい人だったと話してくれたのを、決して忘れないでいます。なお、私はこの博物館の創設以来の会員です。えへん!