M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

電解コンデンサ交換

2007年12月31日 21時11分50秒 | DIY Electronics
昨日、久しぶりに引っ張り出した周波数カウンタの電源コードがかなりくたびれていたので、新しいものに交換。ついでに内部の点検をしました。
予防保全として電源周辺の電解コンデンサも交換。基板を上から見ている限りでは膨張している様子もなかったのですが、はずしてみたら、外皮がかなり後退していました。外皮の端からケースが見えています。ESRはかろうじて正常値ですが、交換しておくのが無難でしょう。時代の違いで、同じ形状だと容量が1.5倍ほどの部品が使えました。
 交換部材の捜索中に6.3V 3Aのトランスが出てきたので、秋葉原行きの用件の一つが消えています。

思案の材料

2007年12月30日 21時37分56秒 | DIY Electronics
暮の慌ただしい時期にまた問題を抱えてしまいました。ずばり解決する策が見えなくて思案中です。

(1) PIC clock動作不安定
 組み上げたまま何年も放置していた秋月のkit。ようやく電波時計と一体化してcaseに入れるべく最後の試運転。あろうことか、半日で一時間も遅れてしまいます。電波時計からの校正は一日一回なので、水晶発振で自走しているはずがこの体たらく。振動子をよく見るとはんだ鏝が触れた形跡がありました。熱で劣化させたのかも知れません。周波数counterをつないでみましたが、つなぐことで発振周波数が跳ぶため測定不能。交換してみるのが手っ取り早いのですが、4.19xxMHzなんて手持ちがありません。所望のclockが作れるというCY22800がなぜか手許にありますが、電源電圧が3.3Vのため、周辺回路を追加する手間が問題です。秋葉原の休みが明けるのを待つしかないという結論に。

(2) 6AR6の味見
 LuxのMQ60の残骸を活用して味見ampの試作を構想。私の嫌いな50CA10でできていたため、電源トランスのheater巻線が前段分しかありません。以前、これに6L6GAを乗せるつもりで追加したトランスでは、6AR6には電流が不足(0.9A vs. 1.5A)。今積んでいるのが2Ax2と6AR6から見ると中途半端な容量なので、追加するにしても空き地面積との兼ね合いで電流容量が定まりません。とりあえず、入手容易な既製品の寸法図をあちこちからdownloadしたので、これから乗せ方を考えます。これまた、秋葉原が動き出すまで手が出せない状況です。

[今日の天気を反映して悩ましい写真ですが、本文とは関係ありません]


警笛のグスタフ

2007年12月26日 21時08分23秒 | Music
私の好きなケストナーの小説に出てくるグスタフは、気に入った警笛に似合うオートバイを買うという愛すべき性格(この順番がたまらない)。私も共感するところが大きいのですが、今回の買い物はちょっと違う流れです。
そろそろ三作目を読み終えそうなところまで来たRainものの続きを調達。写っているのは四作目で、CDは三作目で主人公が聴く場面が出てきたので買ってみたもの。小説に出てくるこの盤よりも、一緒に買ったImagineの方が味わい深いと思いました。こんな芋蔓式の買い物をしていると、goalがなさそうな予感があります。

 おっと、うっかりして高橋健二訳でない方にlinkしてしまったので、急いで訂正。この作品は、この訳者でなくては。"合いことば、エーミール!"


Radar球到着

2007年12月20日 23時02分43秒 | DIY Electronics
USからRadarのsweep球が届きました。これまでも何度かその気になったのですが、踏み切れないまま過ごしていた球です。今ごろ海を渡っている途中のを含めると、push-pull Stereoが組める数になります。また在庫が増えてしまいましたが、早く音を聴きたい球の一つになりました。

ようやく二号機完成

2007年12月15日 15時39分50秒 | DIY Electronics
ケース加工の遅れていたPIC式kitchen timerを完成させました。当初予定していたケースはどうにも収まりが悪く、LEDの窓加工も省ける解を選択。発音体はLHのC classで使われていたheadset出身です。組み込んでから基板上の誤配線が見つかるなど、相変わらずのそそっかしさでしたが、無事に試運転まで完了しました。裏面は面白くないので、小さめの写真にしています。


PIC事始め

2007年12月09日 16時10分22秒 | DIY Electronics
WriterはまだRS-232C接続のままですが、とりあえず一号機を組み上げました。PIC周辺はHJ誌の記事をそっくり真似したKitchen timerです。部品の実装が偏っているのは、相変わらず出たとこ勝負の工作のせいです。機構部品をまとめてしまい込んだが見つからなくて、caseに入れる工作が遅れています。部品を整然と整理できる環境整備は、他の懸案事項と優先順位を争いつつ停滞しています。