goo blog サービス終了のお知らせ 

M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

MS-1111のその後

2012年01月22日 14時18分22秒 | DIY Electronics
 6BX7 parallel single ampを再生系に入れて試運転を続けてきました。ときたまですが、L-channelだけ起動時にボコンと雑音を出すときがあるのに気づきました。最近、その頻度が上がった気がするため、171A mini-Watterと入れ換えたついでに動作確認をしています。わかったのは、grid電圧の振る舞いが両channelで極端に違うこと。いくらか定量的に把握しようと考え、DVMの表示をiPad2で動画撮影して読み取ったのが、このグラフです。
 横軸は必ずしも同時刻ではありませんが、定常状態では100V付近に落ち着くもので、R-channelは起動時もその界隈から動いていません。L-channelは明らかにovershootしていて、さて、そんな動作は設計にはなかったと思案中です。
 ここまで書いたところで、archivesに掲載した回路図の誤記を見つけてしまいました。Good grief.

現代的だわね

2012年01月14日 23時37分59秒 | Books
 高田渡風のタイトルですが、Steve Jobsを読み終えてからのkindleはStirredになっています。
主人公の探偵が使っているのはiPohone、犯人が次の犯行予告に主人公に届けるのはkindleと、大変に現代的な道具立てです。
 80%引きにつられて買いましたが、このシリーズの最後の作品だったようで、さかのぼって読むかどうかは、読み終えてから決めようと思っています。何しろ、主人公の名前はJack Danielsと言うのです。

さて、直せるか?

2012年01月08日 16時40分48秒 | DIY Electronics
 QFPの再工事をすませました。今度は慎重に位置合わせをしたので、しかるべき場所にICが座ってくれました。元の石を取り外した後の基板清掃時に熱を加えすぎたらしく、右の矢印二カ所でpatternが剥離しています。
 さて、直せるでしょうか? 40Dにmacroをつけ、liveviewで問題の箇所を見つめつつ修正をするのが一番確実かなあと思っています。
 左の矢印は単なるはんだbridgeですから、見つけてしまえば処置は簡単です。

HP-15Cの復刻版

2012年01月07日 16時14分34秒 | The HP way
 職場で使っている11Cはすでに購入後30年を越え、さすがにあちこちくたびれてきました。iPod touchとiPad2でemulatorが使えるとは言うものの、やはり本来の形のものが使いやすいと思っていました。
 折しも15Cが復刻されたと知り、予約して待つことしばし。昨日届いたので、早速動かしてみたら、fとgのkeyがグラグラします。子細に観察すると、どうもcaseの穴とkeyの隙間が他のkeyよりも広く、keyの傾きが制限されにくくなっているのがわかりました。
他のkeyもoriginalとはtouchが違います。さすがに隣国の品質で、これは30年保たないだろうと思いましたが、持ち主もそうでしょうから問題ないですね。
 上に写っているUSB電池は意気地がなくなったもので、すぐに満充電の表示になって放電させるとあっという間に空になります。トルクス6番で開けてみたら、基板の裏面に部品がぎっしり。USBコネクタの指紋は元からついていました。これまた隣国品質。回路の詳細は後日と言うことで。